元クリケット選手の新人が、大暴れを目論んでいる。

　欧州、南アサンシャイン両ツアー共催のジョバーグ・オープン（現地時間14?17日、南ア、ロイヤルヨハネスブルグ・アンド・ケンジントンGC）に出場するジェームズ・モリソン（英）は、英国のクリケットチームで活躍中の現役選手、アラスター・クックと10年前にはユースチームでルームメイトだった。当時からゴルフでも活躍しており、2つの競技の間で揺れていたが、結局ゴルフを選択。2006年にQTに挑戦してプロ転向。欧州チャレンジツアーでプレーし、昨年の賞金ランキング18位の資格で今季、欧州ツアーのルーキーとして参戦することになった。

　すでに先週のアフリカ・オープンで4位タイとなって存在感を示しているが、今週は実力者達がゾロゾロ出場しているとあって油断は禁物。ダレン・クラーク（北アイルランド）、デビッド・ハウエル（英）、クリス・ウッド（英）、ダニー・リー（ニュージーランド）らも顔を揃える中、新人として金星を狙っている。