米チャンピオンズツアーで唯一、2人1組のチーム戦で競われるリバティ・ミューチュアル・レジェンズ・オブ・ゴルフ（ジョージア州、ザ・ウェスティン・サバンナ・ハーバーGR&スパ）は現地時間23日、第2ラウンドの競技を終了。初日7位タイの好スタートを切った尾崎直道＆イアン・ベーカー-フィンチ（豪）組は2日目も好調を維持。10バーディ、ノーボギーの62をマークし通算18アンダー5位タイへ一歩前進した。

　通算20アンダーで首位に並んだのはキース・ファーガス＆ウェイン・レビ（ともに米）組とピーター・シニア（マレーシア）＆サンディ・ライル（スコットランド）組。1打差の3位タイに前日トップタイのトム・カイト＆ギル・モーガン（ともに米）組とスコット・ホーク＆ケニー・ペリー（ともに米）組が続いている。

　初優勝者を多く輩出していることで有名な今大会。目下、賞金ランクトップのトム・レーマン（米）もシニア入り後初の勝利を飾ったのがこの大会だった。さらにメジャー2勝のマーク・オメーラ（米）も万年2位（チャンピオンズツアーで）の汚名を返上したのが昨年のこの試合。

　2試合連続トップ3入りしている尾崎にとっても、アメリカでの優勝はレギュラーツアー時代からの悲願。現在トップとの差はわずか『2』。積年の夢を叶えるには絶好のポジションだ。