ここ4試合で2勝を挙げ目下絶好調のローレン・ロバーツ（米）が2週連続Vに王手をかけた。

　シニアとジュニアがプロアマ形式で激突する米チャンピオンズツアーのウォルマート・ファーストティー・オープンは、カリフォルニア州モントレー半島に位置する名門ペブルビーチGL（以下PB）とデルモンテGC（以下DM）の2コースに分かれ、現地時間5日、第2ラウンドの競技を終了。2日連続で6アンダー66をマークしたロバーツ（PB）が通算12アンダーまでスコアを伸ばし単独トップに躍り出た。今大会には賞金ランク1位のベルンハルト・ランガー（独）が出場しておらず、もしロバーツが優勝すれば賞金王のタイトルが見えてくる。

　2打差の2位に悲願のシニア初勝利を目指すマーク・オメーラ（米／DM）が続いている。通算8アンダー3位にトム・レーマン（米／DM）、通算7アンダー単独4位にボブ・ギルダー（米／PB）がつける展開。初日トップのジェフ・スルーマン（米／PB）はスコアを1つ落とし、通算6アンダー5位タイに後退。ペブルビーチを得意とし、前日還暦の誕生日を迎えたばかりのトム・ワトソン（米／PB）はスコアを3つ伸ばし、通算5アンダーで第1ラウンドの19位タイから9位タイに順位を上げた。

　日本勢は初日46位タイと出遅れた尾崎直道（DM）が4バーディ、2ボギーの2アンダー70。通算1アンダーとし、35位タイに浮上した。しかし青木功（DM）はスコアを1つ落とし、通算6オーバーで67位タイに低迷している。