欧州開催が決定している2018年ライダーカップホスト国候補から、スウェーデンが脱落した。2年に1度の欧米決戦ライダーカップ開催に向け、欧州ツアーは6つのゴルフ連盟と水面下で交渉を続けておりスウェーデンゴルフ連盟はそのひとつだったが、スポンサーが集まらないことを理由にこれを断念。候補国の立場から降板した。

　アニカ・ソレンスタム（スウェーデン）に代表される活躍を見せていた女子に続き、男子も世界の舞台で活躍し始めているスウェーデンは、ナショナルチームの育成法などで世界から注目されている国のひとつ。それだけに今回の決断は残念だが、無念さを一番感じているのは同協会関係者とヘンリック・ステンソンやロバート・カールソンら同国出身の選手達であることには違いない。しかし現状は厳しく「（その次の欧州開催となる）2022年を目指す」というスウェーデン関係者の言葉を信じて待つしかなさそうだ。

　開催候補に挙げられた6つの連盟の中で、スペインはすでに1997年に大会を開催しており、オランダ、ポルトガルはトッププレーヤーが不在。スウェーデンの撤退により残されたフランス、ドイツの2か国が有力候補として残された。（STATS-AP）