27歳のルイス・ウーストハウゼン（南ア）がマスターズ出場のチャンスをつかんだ。

　今季最初のメジャー大会マスターズまで2週間に迫った欧州ツアーは現地時間28日、オープン・デ・アンダルシア・デ・ゴルフ（スペイン、マラガ、パラドール・デ・マラガ・ゴルフ）最終ラウンドの競技を行った。第3ラウンドで単独トップに立っていたウーストハウゼンが、5バーディ、2ボギーの3アンダー67と順調にスコアを伸ばして通算17アンダーでフィニッシュ。2位タイのリチャード・フィンチ（英）、ピーター・ホワイトフォード（スコットランド）の2人に3打差をつけ、うれしい同ツアー初勝利を飾った。

　大会前まで世界ランキング60位につけていたウーストハウゼンは、マスターズ出場権が得られる同50位に入らなければならなかった。最新ランキングは通常大会の翌日に発表されるが、優勝したウーストハウゼンがトップ50に入ることはほぼ確実と見られる。「18番のティーグラウンドに立った時は、とてもナーバスだった。（世界ランキング）50位以内に入って、ぜひマスターズでプレーしたい」と語ったウーストハウゼン。妻子や友人に祝福され、満面の笑顔を見せた。

　通算12アンダー4位タイにフランセスコ・モリナリ（イタリア）とロバート・コールズ（英）。地元スペイン出身のゴンサロ・フェルナンデス-カスタノとガブリエル・カニザレスの2人は通算11アンダー6位タイだった。