シニア悲願の初優勝を狙うマーク・オメーラ（米）が一歩後退し、初日好スタートを切った尾崎直道も終盤崩れて順位を下げた。

　米チャンピオンズツアーのボーイング・クラシック（ワシントン州TPCスノコルミー・リッジ）は現地時間の29日、第2ラウンドの競技を終了。初日2位タイにつけていたマーク・マクナルティ（アイルランド）とローレン・ロバーツ（米）の2人が7アンダー65の好スコアをマークし、通算11アンダーで首位タイに浮上した。

　初日トップのオメーラは、14番から3連続バーディを奪って3アンダー69で回ったが、通算9アンダーは首位タイの2人に2打差の3位タイへ後退。同じ3位タイには現在賞金ランクトップのベルンハルト・ランガー（独）がつけている。

　また尾崎は前半を3バーディ、1ボギーの2アンダーで折り返したが、11番、13番でボギーを叩いたあと14番パー4で痛恨のトリプルボギー。これで気落ちしたのか続く15番パー5でもダブルボギーを叩きズルズルと後退。結局4オーバー76を叩き、通算1オーバー40位タイに後退した。またもうひとりの日本勢、青木功は6オーバー78を叩き、通算11オーバー。出場78人中77位に低迷している。