国内男子
「Larger Than Life」 尾崎将司氏の訃報を海外メディアも大きく報道
2025年12月25日(木)午後0:31

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「ジャンボ」の愛称で親しまれた尾崎将司氏が23日、S状結腸がんのため78歳で亡くなった。国内男子ツアー通算94勝という前人未到の記録を打ち立てた日本のレジェンドの訃報を、海外の主要ゴルフメディアも大きく報じた。
PGAツアー公式サイトは、「史上最多勝利数を記録した日本のプロゴルファー、マサシ“ジャンボ”オザキが78歳で死去」の見出しで、尾崎氏の功績を振り返った。日本ツアー94勝、賞金王12回など突出した実績を取り上げたうえで、1970年代から長く第一線で活躍し続けた稀有な存在であることを強調。「その全てを賭けるプレースタイルとカリスマ性によって、ゴルフ競技とJGTOの人気に大きく貢献した」とその影響力の大きさを伝え、世界ゴルフ殿堂入りを果たしていることにも言及している。
米ゴルフウィークは、見出しに「Larger Than Life=規格外の存在」という言葉を用い、より人物像に踏み込んだ内容で尾崎氏の歩みを詳述した。高校野球のスター選手でプロ野球でもプレーしたこと、ド派手なウェアで知られること、歌手としてシングルをリリースしたことがあることにも触れ、「オザキは日本のゴルフ界におけるベーブ・ルース的存在となり、勝利を重ねるスタイルとアーノルド・パーマーのカリスマ性を兼ね備えていた」と、日本のスポーツ界における象徴的スターだったと評した。
ほかにも米ゴルフダイジェストは「日本史上最高のゴルファー」、英ゴルフマンスリーも「日本の伝説のゴルファー」の見出しで訃報を取り上げた。こうした海外メディアの報道は共通して、尾崎氏がゴルフ界の記録保持者であることにとどまらず、スポーツ界を象徴する人物だったことにフォーカスしている。記録だけでは語り尽くせないカリスマ性こそが、“ジャンボ・オザキ”という存在を世界に印象づけていた。
(写真:Getty Images)
PGAツアー公式サイトは、「史上最多勝利数を記録した日本のプロゴルファー、マサシ“ジャンボ”オザキが78歳で死去」の見出しで、尾崎氏の功績を振り返った。日本ツアー94勝、賞金王12回など突出した実績を取り上げたうえで、1970年代から長く第一線で活躍し続けた稀有な存在であることを強調。「その全てを賭けるプレースタイルとカリスマ性によって、ゴルフ競技とJGTOの人気に大きく貢献した」とその影響力の大きさを伝え、世界ゴルフ殿堂入りを果たしていることにも言及している。
米ゴルフウィークは、見出しに「Larger Than Life=規格外の存在」という言葉を用い、より人物像に踏み込んだ内容で尾崎氏の歩みを詳述した。高校野球のスター選手でプロ野球でもプレーしたこと、ド派手なウェアで知られること、歌手としてシングルをリリースしたことがあることにも触れ、「オザキは日本のゴルフ界におけるベーブ・ルース的存在となり、勝利を重ねるスタイルとアーノルド・パーマーのカリスマ性を兼ね備えていた」と、日本のスポーツ界における象徴的スターだったと評した。
ほかにも米ゴルフダイジェストは「日本史上最高のゴルファー」、英ゴルフマンスリーも「日本の伝説のゴルファー」の見出しで訃報を取り上げた。こうした海外メディアの報道は共通して、尾崎氏がゴルフ界の記録保持者であることにとどまらず、スポーツ界を象徴する人物だったことにフォーカスしている。記録だけでは語り尽くせないカリスマ性こそが、“ジャンボ・オザキ”という存在を世界に印象づけていた。
(写真:Getty Images)








