全米シニアオープン王者のフレッド・ファンク（米）と全英シニアオープンチャンピオンのローレン・ロバーツ（米）が、またしてもメジャー優勝に向けて絶好のポジションを確保した。

　米チャンピオンズツアーのメジャー今季第4戦、ジェルド-ウェン・トラディション（オレゴン州サンリバー、クロスウォーターatサンリバー・リゾート）は現地時間21日、第2ラウンドの競技を行った。初日に「62」を叩き出したブラッド・ブライアント（米）はスコアを伸ばせなかったものの、通算10アンダーで首位を堅守。ファンクが1打差の単独2位、ロバーツも2打差の3位タイに続いている。

　およそ2年ぶりの優勝を狙うブライアントにとって、怖い存在の2人。どちらもメジャータイトルには並々ならぬ執念を燃やしているだけに、決勝ラウンドの2日間は激闘必至の展開となりそうだ。

　またツアーで圧倒的な強さを見せるベルンハルト・ランガー（独）は2つスコアを伸ばしたが、通算3アンダー21位タイに甘んじている。日本勢は2アンダー70とまずまずのプレーを披露した尾崎直道が、通算2オーバーで45位タイへ浮上。しかし、青木功は2つスコアを落として通算7オーバー60位タイと低迷が続いている。