米男子ツアーのバターフィールドバミューダチャンピオンシップは13日にバミューダ諸島のポートロイヤルゴルフコース（6,828ヤード・パー71）で第1ラウンドが行われたが、日没順延に。アダム・ハドウィン（カナダ）が7バーディ、1ボギーの「65」で回り、暫定ながら6アンダー単独トップで初日を終えた。

　38歳のハドウィンは、初優勝を飾った2017年バルスパーチャンピオンシップを最後にタイトルから遠ざかっており、今季は出場27試合でトップ25入りわずか2回と苦戦。7月以降の9試合で決勝ラウンドに進出したのは2回のみで、ポイントランクは147位に沈んでいる。

　秋シリーズは今大会を含めて残り2試合と、このままでは準シード（125位以内）も危うい状況だが、「自分にはまだ力が残っていますし、これを乗り越えれば今よりさらに良い選手になれると思っています」。「今日はその良いスタートになりました」と久々の会心のゴルフに自信をみなぎらせた。

　ツアー公式サイトによると、優勝すればポイントランクは71位となり、単独2位でもフルシードを得られる100位以内に上昇する見込みだという。

　なお、日本勢は金谷拓実が5アンダー暫定2位タイ、久常涼が4アンダー暫定4位タイ、星野陸也が3アンダー暫定8位タイと上々のスタート。大西魁斗も15ホールを終えて1アンダー暫定28位タイと好位置につけている。

（写真：Getty Images）