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レッスン

バンカーショットを成功させるためのキーワードは「左重心」と「ゆるゆるグリップ」

2025年11月12日(水)午後2:51

この記事のキーワード
 ピンまでの距離が25ヤードのバンカーショット。ある程度飛ばさなければいけないというこの距離になると、いろいろなミスが出るもの。人によってはホームランが出るかと思えば、砂を取り過ぎてバンカーから脱出できなかったりと、両方のミスを交互に繰り返すというケースもあるようです。

 そこで今回は、この悩みを解決するためのレッスンをしましょう。

 まず、頭に入れておきたいのは、ホームランと砂を取り過ぎるのは、同じ原因によって起こることです。その原因とは、重心の右へのズレ。ダウンからインパクトで重心が右にずれると、アッパー軌道になってトップが出ます。また、アゴが高くて球を上げなければいけないと思うと、結果的に右重心+体の傾きのままヘッドを深く入れることになるので飛ばなくなります。

 つまり、バンカーショットで大切なのは、左重心で構え、スイング中、右にズラさないようすることです。このとき低い重心をキープすることも大事です。

 これを実現するために意識して欲しいのは、バックスイングで頭の位置をキープすること。そして、バンスを砂にドンと当てる。ヘッドが砂に当たったときに左重心になっていれば、砂を爆発させることができます。

 ソールを当てる場所に関しては、ボールの直前でなくてOK。プロの中にはボールのすぐ手前に入れるイメージを持っているという人がいますが、それは手首をリリースしているからで、実際はだいぶ手前から入っています。

 また、インパクトのときは、ボールを見ないように。ボールの手前を見て、そこから頭が右にずれないように打つ感じです。

 それと、振り幅も大事です。感覚的なものもありますが、バンカーショットの場合、「実際の距離の3倍は振る」というのがセオリーです。もし残りが25ヤードなら、75ヤード打つつもりでスイングしろということ。ここまで振れないかもしれませんが、少なくとも50ヤード以上は飛ばすつもりでスイングしましょう。実際は、重心を下げて構えているのでそこまで大きく振れませんが、25ヤードのバンカーショットなら肩から肩ぐらいは振っていいでしょう。

 さらに意識して欲しいのは、グリッププレッシャー。砂を爆発させるためには、グリップは強く握ったほうがいいと思っている人もいるようですが、「強く握る」→「ハンドファーストになる」→「頭が右に傾く」というように、強く握ることによって悪循環に陥ってしまいます。

 グリッププレッシャーはゆるゆるが正解。バックスイングでクラブをゆっくり上げたら、左重心をキープしたままゆっくりヘッドをドンと落とす。グリッププレッシャーをゆるゆるにすれば、ヘッドの重さを利用したスムーズで再現性の高いスイングが実現するのです。

★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #158」より(放送・見逃し配信中)
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