ギャリック・ヒーゴ（南ア）が3日、ミシシッピ州のザ カントリークラブ オブ ジャクソンで開催中のサンダーソンファームズチャンピオンシップで2日目を終え、通算13アンダー単独首位に立った。8バーディ、2ボギーの「66」をマークし、テイラー・モンゴメリー（米）、エリック・コール（米）に1打差をつけて決勝ラウンドを迎える。

　股関節の損傷に苦しんでいたヒーゴは、今シーズン序盤で勝利を挙げながらも、その後は痛みとの戦いを強いられた。手術も検討したが、トレーニングの方法を見直すことで克服を図り、現在は痛みのレベルを「10段階で1」と表現。歩行時の負担は残るものの、プレー自体には支障がなくなりつつあるという。

　直近ではプロコアチャンピオンシップで世界ランク1位のスコッティ・シェフラー（米）と最終組で回り、7位タイに入った経験が大きな刺激となった。「彼と一緒にプレーしてどれだけ学んだかを言葉にするのは難しい。でも彼の技術と姿勢は本当に刺激になった」と振り返る。

（写真：Getty Images）