米女子ツアーのロッテ選手権は1日（水）からの4日間、米ハワイ州のホアカレイCC（6,566ヤード・パー72）で開催される。昨年大会はキム・アリム（韓）が通算18アンダーまで伸ばし、2020年の全米女子オープン以来となるツアー通算2勝目を飾った。

　ツアーはすでに終盤戦に入っており、今大会を終えると、日本開催のTOTOジャパンクラシック（11月6日～／滋賀県／瀬田ゴルフコース）を含むアジアシリーズに突入する。ここまで24試合で25人の優勝者が誕生しており、ツアー公式サイトによると、ホアカレイCCで新たなシーズン初優勝者が生まれれば、過去最多の26人に並ぶ。

　日本勢はその優勝者25人に含まれる山下美夢有、竹田麗央、岩井明愛、岩井千怜に加え、畑岡奈紗、勝みなみ、笹生優花、渋野日向子、吉田優利、馬場咲希、西村優菜が出場。初日は山下、竹田、畑岡の3人、そして岩井姉妹、馬場の3人が同組で回ることになった。

　ロッテ選手権は2012年に宮里藍が初代女王に輝き、近年では2022年に渋野が単独2位、昨年に畑岡が単独4位、吉田が5位タイを記録している。渋野は今季ここまでポイントランク102位と“準シード圏外”に低迷しており、上位フィニッシュで大量ポイント獲得を狙う。

　海外勢は、今季未勝利のネリー・コルダ（米）、昨年覇者のキム・アリム、2022年優勝のキム・ヒョージュ（韓）、大会2勝のブルック・ヘンダーソン（カナダ）ほか、3週前のクローガー・クイーン・シティー選手権を制したチャーリー・ハル（英）、今シーズン限りでの現役引退を表明しているステイシー・ルイス（米）らが顔を揃える。