日本勢のスタートダッシュはならなかった。

　米チャンピオンズツアーの東芝クラシックが現地時間5日、カリフォルニア州ニューポート・ビーチのニューポート・ビーチCCを舞台に開幕。第1ラウンド、6アンダー65をマークしたボブ・ツエー（米）、マーク・ウィービー（米）、さらにルーキーの盧建順（台）の3人が首位を分け合った。

　1打差の4位タイに今季シニア転向したばかりで、すでに1勝を飾っている本命のフレッド・カプルス（米）の他、オリン・ブラウン（米）、ロニー・ニールセン（米）、マイク・グッデス（米）がつけているが、3年連続賞金王を狙うベルンハルト・ランガー（独）は1アンダー70の平凡なスコアで26位タイとやや出遅れた。

　日本勢は尾崎直道が2バーディ、4ボギーの2オーバー73で58位タイからのスタート。中盤の6番、8番、11番、14番でボギーを叩き、一時4オーバーまでスコアを落としたが、15番でバーディ、さらに最終18番もバーディで締めくくり、終盤は明日につながるゴルフが出来たようだ。

　一方、今季まだエンジンがかかっていない青木功は1バーディ、6ボギーの5オーバー76とふるわず、出場80人中75位タイと大きく出遅れている。