25日、ライダーカップ（26日～／米ニューヨーク州／ベスページ・ステート・パーク ブラックコース）の初日午前に行われるフォアサム4マッチの組み合わせが発表された。

　連覇がかかる欧州選抜、カップ奪還を狙う米国選抜にとって、初日でリードを奪えるかが大きな鍵となる。過去に行われたライダーカップでは、初日を獲ったチームが5回優勝している。

　マッチ1は、ジョン・ラーム（スペイン）＆ティレル・ハットン（英）対ブライソン・デシャンボー＆ジャスティン・トーマス。この4人に共通するのは、感情を前面に出し、熱い気持ちを持ってプレーするところだ。なお、トーマス以外はLIVゴルフのメンバーである。

　マッチ2は、ルドヴィク・オーバーグ（スウェーデン）＆マシュー・フィッツパトリック（英）対スコッティ・シェフラー＆ラッセル・ヘンリー。この米国コンビは昨年のザ・プレジデンツカップで2勝を挙げている。

　マッチ3は、ローリー・マキロイ（北アイルランド）＆トミー・フリートウッド（英）対コリン・モリカワ＆ハリス・イングリッシュ。この欧州ペアは今大会で3度目のペアを組むことになり、過去2回はいずれも勝利と好相性だ。

　マッチ4は、ロバート・マッキンタイア（スコットランド）＆ヴィクトル・ホヴランド（ノルウェー）対ザンダー・シャウフェレ＆パトリック・キャントレー。アメリカの2人は今大会5度目のペアで、2020年大会では2勝を挙げた。

　初日と2日目は午前にフォアサム4マッチ、午後にフォーボール4マッチ、最終日はシングルス12マッチが行われ、勝ちは1ポイント、引き分けは0.5ポイント、負けは0ポイント。3日間の合計で先に14.5ポイント以上を取った方が勝利となる。