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海外男子

世界No.1は勝率が低い? シェフラーはライダー杯のジンクスを覆せるか

2025年9月25日(木)午後0:21

 2年に一度の欧米対抗戦、ライダーカップはいつもなら個人の記録を追い求めるトッププレーヤーたちが、チームの栄光を最優先に戦う集団へと変貌する舞台だ。ただ、チームの中核を担う選手の成績には不思議な傾向があるようだ。

 カップ奪還に挑む米国選抜の中核はもちろん、世界最強のゴルファーの名を欲しいままにするスコッティ・シェフラーである。本人は12人のうちの一人に過ぎないと強調するが、米ツアー公式サイトは「いまやアメリカチームの顔であり、結果を残せなければ期待外れ」と指摘している。

 では不思議な傾向とは何か。同サイトによれば、1999年以降、その時点で世界ランク最上位だった選手の勝率は、米国・欧州選抜を問わず38%(21勝28敗7分)にとどまり、勝ち越したケースは僅か4回。特に米国選抜でその傾向が顕著だ。

 最も象徴的な例はタイガー・ウッズ。キャリアを通じて数々の記録を打ち立てながらも、ライダーカップは出場8大会で米国選抜が勝利したのは1度だけ。通算成績も13勝21敗3分、勝率は35%にとどまる。シングルス戦では4勝2敗2分と勝ち越しているが、ペア戦では思うように結果を残せなかった。

 ウッズは16人とコンビを組んだが、3回以上ともにプレーしたのは4人のみ。米ツアー公式サイトは「スターの存在感が大きすぎるあまり、相棒に過度のプレッシャーがかかるのではないか」との見方をしている。

 そして今、シェフラーがその課題に直面している。ライダーカップは3大会連続3度目の選出となるが、初出場だった2021年こそ2勝(1分)を挙げて米国選抜の勝利に貢献したが、前回大会は未勝利(2敗2分)でチームも敗れた。通算成績は2勝2敗3分、勝率は29%にすぎない。

 今年のライダーカップは26日からニューヨーク州のベスページ・ブラックで始まる。果たして、通常のトーナメントでは他を寄せ付けない強さを誇るシェフラーは、歴史が示してきた「ジンクス」を覆すことができるだろうか。
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