海外男子
世界トップ20からLIVゴルフ勢が“消滅” デシャンボー、ラーム、ケプカ、ミケルソンら大物選手の順位は?
2025年9月23日(火)午後0:01

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21日に最新の男子世界ランキングが発表となったが、実は前週時点でトップ20からLIVゴルフ勢が“消滅”している。
14日付のランキングで、DPワールドツアーのベットフレッド ブリティッシュマスターズを制したアレックス・ノレン(スウェーデン)が18位に上昇したのに伴い、LIV所属選手で最上位につけるブライソン・デシャンボー(米)は19位から21位に後退した。米ゴルフウィークによると、トップ20からLIVゴルフのプレーヤーが姿を消すのは同リーグ発足以来初めてのこと。
LIVゴルフはOWGR(オフィシャル・ワールド・ゴルフ・ランキング)に対し、世界ランキングポイントの付与を求めてきたが、これまでのところ実現には至っていない。2022年に提出した最初の申請を取り下げた後、今夏に改めて申請を行っているが、OWGRは同リーグが54ホール制、ショットガンスタート、予選カットなしといった試合形式を採用していることなどを理由にポイント付与を認めていない。
デシャンボーは今年のマスターズトーナメントで5位タイ、全米プロゴルフ選手権で2位タイ、全英オープンゴルフ選手権で10位タイと、直近のメジャーでポイントを稼いだことで最新のランキングでも21位と高い順位を保っている。しかし、当然LIVゴルフでどれほど活躍してもランキングは上がらず、2年連続年間王者のジョン・ラーム(スペイン)は73位、シーズン5勝を挙げたホアキン・ニーマン(チリ)は107位に低迷している。
また、ブルックス・ケプカ(米)が235位、キャメロン・スミス(豪)が258位、セルヒオ・ガルシア(スペイン)が438位、ダスティン・ジョンソン(米)が623位、バッバ・ワトソン(米)が645位といった具合に、PGAツアーで輝かしいキャリアを築いた大物選手たちも軒並み順位を落としている状況だ。“レジェンド”フィル・ミケルソン(米)に至っては1028位と四桁台となっている。
来シーズンで発足5季目を迎えるLIVゴルフ。果たして今後、世界ランキングポイントの付与が認められるときはくるのだろうか。
(写真:Getty Images)
14日付のランキングで、DPワールドツアーのベットフレッド ブリティッシュマスターズを制したアレックス・ノレン(スウェーデン)が18位に上昇したのに伴い、LIV所属選手で最上位につけるブライソン・デシャンボー(米)は19位から21位に後退した。米ゴルフウィークによると、トップ20からLIVゴルフのプレーヤーが姿を消すのは同リーグ発足以来初めてのこと。
LIVゴルフはOWGR(オフィシャル・ワールド・ゴルフ・ランキング)に対し、世界ランキングポイントの付与を求めてきたが、これまでのところ実現には至っていない。2022年に提出した最初の申請を取り下げた後、今夏に改めて申請を行っているが、OWGRは同リーグが54ホール制、ショットガンスタート、予選カットなしといった試合形式を採用していることなどを理由にポイント付与を認めていない。
デシャンボーは今年のマスターズトーナメントで5位タイ、全米プロゴルフ選手権で2位タイ、全英オープンゴルフ選手権で10位タイと、直近のメジャーでポイントを稼いだことで最新のランキングでも21位と高い順位を保っている。しかし、当然LIVゴルフでどれほど活躍してもランキングは上がらず、2年連続年間王者のジョン・ラーム(スペイン)は73位、シーズン5勝を挙げたホアキン・ニーマン(チリ)は107位に低迷している。
また、ブルックス・ケプカ(米)が235位、キャメロン・スミス(豪)が258位、セルヒオ・ガルシア(スペイン)が438位、ダスティン・ジョンソン(米)が623位、バッバ・ワトソン(米)が645位といった具合に、PGAツアーで輝かしいキャリアを築いた大物選手たちも軒並み順位を落としている状況だ。“レジェンド”フィル・ミケルソン(米)に至っては1028位と四桁台となっている。
来シーズンで発足5季目を迎えるLIVゴルフ。果たして今後、世界ランキングポイントの付与が認められるときはくるのだろうか。
(写真:Getty Images)