海外男子
思わぬ怪我で出遅れもシーズン5勝 スコッティ・シェフラー「特別な一年」
2025年8月27日(水)午後1:58

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2025年、絶対王者のスコッティ・シェフラー(米)はまたしても圧巻のパフォーマンスを披露した。
シーズンの始まりは思わぬトラブルだった。ハワイで行われる開幕戦直前、料理中にワイングラスで手を切るアクシデントに見舞われ、出場を断念したのである。本人は「手がほとんど動かせず、どの程度の怪我なのか分からなかった」と振り返る。しかし、幸いにも大事には至らず、わずか1か月後にはツアーに復帰した。
そこからの歩みは圧巻だった。シェフラーは世界ランク2位のローリー・マキロイ(北アイルランド)との差を大きく広げ、時代を代表するゴルファーとしての地位を確立。今季は5勝を挙げ、そのうち2勝がメジャーだった。
課題とされていたパッティングも大きく改善した。新たに取り入れたクローグリップが功を奏し、スタッツは自己最高の20位に。ティーショット、アイアン、パットのすべてでツアー上位に立ち、死角のないプレーヤーへと成長した。
ただし、序盤は順風満帆ではなかった。手の怪我による出遅れに加え、復帰直後は感覚を取り戻すのに時間を要した。転機となったのは5月のザ・CJカップ バイロン・ネルソン。ここでの優勝が弾みとなり、その後のメジャー2勝、そして14大会連続トップ8入りに繋がった。この記録は1950年代のベン・ホーガン以来の快挙である。
最後のツアー選手権では優勝争いを演じたが、2年連続の年間王者とはならず。それでも、ポイントランクで決めていたら堂々の年間王者、シーズン5勝、メジャー2勝、14大会連続トップ8入りという圧倒的な実績を残した。
シェフラーは「2022年は初優勝と初メジャー制覇、2023年は安定感を示せた。2024年はたくさん優勝して飛躍の年。そして今年は複数のメジャー制覇。本当に特別な一年だった」と胸を張る。
シーズンの始まりは思わぬトラブルだった。ハワイで行われる開幕戦直前、料理中にワイングラスで手を切るアクシデントに見舞われ、出場を断念したのである。本人は「手がほとんど動かせず、どの程度の怪我なのか分からなかった」と振り返る。しかし、幸いにも大事には至らず、わずか1か月後にはツアーに復帰した。
そこからの歩みは圧巻だった。シェフラーは世界ランク2位のローリー・マキロイ(北アイルランド)との差を大きく広げ、時代を代表するゴルファーとしての地位を確立。今季は5勝を挙げ、そのうち2勝がメジャーだった。
課題とされていたパッティングも大きく改善した。新たに取り入れたクローグリップが功を奏し、スタッツは自己最高の20位に。ティーショット、アイアン、パットのすべてでツアー上位に立ち、死角のないプレーヤーへと成長した。
ただし、序盤は順風満帆ではなかった。手の怪我による出遅れに加え、復帰直後は感覚を取り戻すのに時間を要した。転機となったのは5月のザ・CJカップ バイロン・ネルソン。ここでの優勝が弾みとなり、その後のメジャー2勝、そして14大会連続トップ8入りに繋がった。この記録は1950年代のベン・ホーガン以来の快挙である。
最後のツアー選手権では優勝争いを演じたが、2年連続の年間王者とはならず。それでも、ポイントランクで決めていたら堂々の年間王者、シーズン5勝、メジャー2勝、14大会連続トップ8入りという圧倒的な実績を残した。
シェフラーは「2022年は初優勝と初メジャー制覇、2023年は安定感を示せた。2024年はたくさん優勝して飛躍の年。そして今年は複数のメジャー制覇。本当に特別な一年だった」と胸を張る。