海外男子
“主将”ブラッドリーが圧巻「63」でV争いへ ライダーカップの人選はどうなる?
2025年8月24日(日)午後3:58

- この記事のキーワード
米男子ツアーのプレーオフシリーズ最終戦、ツアーチャンピオンシップ(米ジョージア州/イーストレイクゴルフクラブ)でキーガン・ブラッドリー(米)が圧巻のプレーを続けている。2日目の「64」に続き、3日目も1イーグル、6バーディ、1ボギーの7アンダー「63」をマーク。通算13アンダー単独4位に浮上し、トップとの差を3ストロークに縮めた。
自身初の年間王者戴冠に向けてまい進中のブラッドリーだが、大会終了3日後の27日にはライダーカップ(9月26日~/米ニューヨーク州/ベスページブラック)の米国選抜主将として、キャプテンピック6人を選出する大仕事が待つ。
米国選抜はすでにスコッティ・シェフラー、J.J.スポーン、ザンダー・シャウフェレ、ラッセル・ヘンリー、ハリス・イングリッシュ、ブライソン・デシャンボーがポイントランクによる自動選出枠で代表入り。残る主将推薦枠はジャスティン・トーマス、コリン・モリカワ、そしてこの日首位タイに立ったパトリック・キャントレーらが候補に挙がっており、残り18ホールが事実上の最終審査の場となる。
一方で、ブラッドリーが自らを選出して“選手兼任キャプテン”が誕生することも考えられる。今大会で年間王者争いに加わったことでその可能性はさらに現実味を帯びてきたが、もし実現すれば1963年大会のアーノルド・パーマー以来となる。
「チームをライダーカップで勝てる最高の状態にしたいからこそ難しいんです。重い決断です。キャプテンは選んだ人で評価される。自分自身が候補にいるなんて、とても奇妙なことですからね……」とその胸中を明かしたブラッドリー。それでも「最善を尽くして正しい決断を下します。どちらにしても物議を醸すはずですが、その覚悟はできています」と強い決意もにじませた。
39歳のベテランは今、プレーヤーとしての栄冠とキャプテンとしての責務という二つの重圧を背負っている。最終日のティーグラウンドに立つ姿が、その覚悟を物語るはずだ。
(写真:Getty Images)
自身初の年間王者戴冠に向けてまい進中のブラッドリーだが、大会終了3日後の27日にはライダーカップ(9月26日~/米ニューヨーク州/ベスページブラック)の米国選抜主将として、キャプテンピック6人を選出する大仕事が待つ。
米国選抜はすでにスコッティ・シェフラー、J.J.スポーン、ザンダー・シャウフェレ、ラッセル・ヘンリー、ハリス・イングリッシュ、ブライソン・デシャンボーがポイントランクによる自動選出枠で代表入り。残る主将推薦枠はジャスティン・トーマス、コリン・モリカワ、そしてこの日首位タイに立ったパトリック・キャントレーらが候補に挙がっており、残り18ホールが事実上の最終審査の場となる。
一方で、ブラッドリーが自らを選出して“選手兼任キャプテン”が誕生することも考えられる。今大会で年間王者争いに加わったことでその可能性はさらに現実味を帯びてきたが、もし実現すれば1963年大会のアーノルド・パーマー以来となる。
「チームをライダーカップで勝てる最高の状態にしたいからこそ難しいんです。重い決断です。キャプテンは選んだ人で評価される。自分自身が候補にいるなんて、とても奇妙なことですからね……」とその胸中を明かしたブラッドリー。それでも「最善を尽くして正しい決断を下します。どちらにしても物議を醸すはずですが、その覚悟はできています」と強い決意もにじませた。
39歳のベテランは今、プレーヤーとしての栄冠とキャプテンとしての責務という二つの重圧を背負っている。最終日のティーグラウンドに立つ姿が、その覚悟を物語るはずだ。
(写真:Getty Images)
関連番組

2025 ツアーチャンピオンシップ
8月21日(木)~8月24日(日)