海外女子メジャーのAIG女子オープンは2日、ウェールズのロイヤルポースカールゴルフクラブ（6,580ヤード・パー72）で第3ラウンドが行われ、3打差単独首位から出た山下美夢有は2バーディ、4ボギーの「74」でプレー。メジャー初制覇へ通算9アンダー単独首位で最終日を迎える。

―3日目を振り返って

　本当にいい緊張感の中でプレーできましたけど、なかなかコンディションが難しくて、風も強い中のラウンドでした。ショット自体も曲がっていましたし、グリーン上では苦戦したなという一日でした。

―ティーショットについて

　風が強いのでなかなか思い通りのショットが打てなかったと思います。

―ラフからのショットは

　良かったり悪かったりというのがありました。前半はフェアウェイキープができていたので、後半はラフにいってしまったというのは勿体なかったです。耐えられたホールもありましたし、もうちょっと耐えたかったなという部分もあったので、その辺でボギーを打ってしまったのかなと思います。

―後半のプラン

　コンディションがすごく難しかったですけど、何とか耐えるゴルフをしたいなと、一打でも獲れるようにというゴルフをしていました。

―17番はロングパットを沈めてパーセーブ

　思い通りのショットがなかなかできなかったりという部分があったので、あの17番のパットは本当に良かったなと思いますし、もうちょっと安定したゴルフをしたかったなという思いはあります。

　とりあえず距離が長かったので、1メートル範囲ぐらいに寄ったらいいなと思っていましたけど、それが入ってくれたという感じです。ラインは2カップぐらいスライスラインでした。

―8月2日が24歳の誕生日

　たくさんの方にお祝いしていただいて、本当に嬉しい気持ちです。こうしてLPGAの方にもお祝いしていただいて、選手からもメッセージをいただいてすごく嬉しいですし、幸せな一日になりました。

―祝福はプレーに繋がったか

　誕生日だったのでもうちょっと良いプレーで終わりたかったなというのはありますね（笑）。

―誕生日にメジャーで単独首位

　小さい頃からの夢であったプロになることを達成できて、メジャー大会で優勝したいという気持ちもあるので、まだまだですけど、こうしてこの舞台で戦えているというのもたくさんの方に支えてきてもらっているからだと思っているので、明日も頑張ります。

―最終日に向けて

　24歳の明日が2日目ということで、良いプレーができるように頑張りたいなと思っています。風は強いですけど、風に負けないぐらいの気持ちで一打、一打、目の前の一打に集中して精一杯頑張りたいなと思っています。