米男子ツアーの3Mオープンが24日に米ミネソタ州で開幕する。レギュラーシーズンは残すところ2試合と、いよいよ最終盤に突入している。

　今大会の舞台は、ミネアポリス・セントポール近郊に位置するTPCツインシティーズ（7,431ヤード・パー71）。アーノルド・パーマー（米）の設計で2000年に開場し、地元出身で元世界ランク1位のトム・レーマン（米）がプレーヤーコンサルタントを務めたことでも知られる。

　日本からは久常涼、金谷拓実、大西魁斗が出場予定。久常のポイントランクは現在79位で、プレーオフシリーズ進出圏内の70位以内が見える位置にいる。ただ、6月以降の5試合では47位タイ、60位タイ、60位タイ、予選落ち、47位タイと足踏みが続いており、今週も正念場が続く。

　マスターズチャンピオンのアダム・スコット（豪）も大事な一戦に臨む。今シーズンは出場15試合でトップ10入りがなく、ポイントンランクは85位。久常と同様、プレーオフシリーズ進出へ向けてはポイントの積み上げが不可欠な状況だ。

　また、クリス・ゴッターアップ（米）、ジョナサン・ベガス（ベネズエラ）にも注目したい。ゴッターアップは2週前のスコティッシュオープンを制し、前週の全英オープンゴルフ選手権も単独3位と波に乗っている。一方、昨年大会を通算17アンダーで制したヴェガスは3Mオープン史上初の連覇に挑む。

（写真：Getty Images）