アムンディ・エビアン選手権は13日、フランスのエビアン・リゾートGC（6,504ヤード・パー71）で最終ラウンドが行われ、グレース・キム（豪）がプレーオフでジーノ・ティティクル（タイ）を下し、メジャー初優勝、ツアー通算2勝目を飾った。

　両者ともに「67」の通算14アンダーを記録。正規の最終18番パー5でキムがイーグルを奪い、ティティクルのバーディパットが惜しくも外れたことで、プレーオフに突入した。

　1ホール目（18番パー5）、キムの2打目は大きく右に曲がってレッドペナルティエリアに入ったが、1ペナ後の4打目を入れてチップインバーディ。一方、ティティクルも負けじとバーディパットを沈め、勝負は次のホールへもつれ込んだ。

　続く2ホール目（同じく18番パー5）、ティティクルは3オンだったが、キムは2オンに成功し、イーグルパットを沈めて勝負を決めた。

　ミンジー・リー（豪）、アマチュアのロッティ・ウォード（英）が通算13アンダー3位タイ、エンジェル・イン（米）、アンドレア・リー（米）が通算12アンダー5位タイに入った。

　竹田麗央は通算9アンダー11位タイ、岩井千怜と山下美夢有が通算8アンダー14位タイ。2打差から出た吉田優利は「74」と落とし通算6アンダー21位タイだった。

　西郷真央は通算2アンダー38位タイ、昨年覇者の古江彩佳、畑岡奈紗は通算2オーバー59位タイ、勝みなみは通算5オーバー68位タイで終えた。