16日、マスターズ王者であるローリー・マキロイ（北アイルランド）のライダーカップ（9月26～28日／米ニューヨーク州／ベスページブラック）欧州選抜入りが決まった。昨年8月に欧州選抜のライダーカップポイント対象期間が始まって以来、マキロイはすでに4勝をマークしており、対象期間2か月を残して一番乗りで代表入りを確定させた。

　2年に1度の欧米決戦は8大会連続8度目の参戦となり、初出場の2010年、2012年、2014年、2018年、2023年と5度の勝利を経験している。2023年にイタリアのマルコ・シモーネゴルフ＆カントリークラブで行われた前回大会ではチーム最多の4ポイントを獲得して16.5対11.5の勝利に貢献した。

「ライダーカップでヨーロッパを代表としてプレーするのはいつだって大きな名誉。8大会連続で出場が決まり、再びルーク（・ドナルド主将）のチームの一員としてベスページで戦えることは本当に特別な意味がある。ローマ（2023年）はルークが作り上げた雰囲気もあって素晴らしい1週間だった。だからまたチームに戻れるのが待ちきれない」

　欧州選抜のポイント対象期間は8月24日まで。DPワールドツアーのベットフレッド ブリティッシュマスターズ（8月21～24日／英国／ザ・ベルフライ）終了時点の上位6人が自動選出され、残り6枠はルーク・ドナルド（英）主将のキャプテンピックによって決定される。

　現時点でマキロイとともに自動選出圏内にいるのは、ティレル・ハットン（英）、シェーン・ラウリー（アイルランド）、ロバート・マッキンタイア（スコットランド）、セップ・ストラカ（オーストリア）、ラスムス・ホイガールト（デンマーク）となっている。

（写真：Getty Images）