海外男子
シェフラーが全米オープン初制覇に挑む「厳しい戦いになる」
2025年6月12日(木)午前11:44

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世界ランク1位のスコッティ・シェフラー(米)が、12日開幕の全米オープンゴルフ選手権で今季2つ目のメジャータイトルに挑む。舞台はオークモントカントリークラブ(米ペンシルベニア州)。過去に幾度も名勝負を生んだこの難コースで、シェフラーが悲願の初制覇を狙う。
全米屈指の難コースと名高いオークモント。2016年大会では優勝スコアが通算4アンダーにとどまり、「もしかしたら、これまでプレーした中で最も難しいコースかもしれない」と語るほど。シェフラーは「フェアで厳しい戦いになる」と語り、戦略とフィジカルの両面で極限の戦いになると見ている。「ラフはしっかりしていて、50ヤードのウェッジで出すのが精一杯な場面もある。ここでは力が必要だ」と気を引き締める。
オークモントは、2016年にアマチュアとして初のメジャー出場を果たした思い出の場所でもある。妹がキャディを務めたその週は予選落ちに終わったが、「あの悔しさが翌年につながった」。2017年の予選会を突破し、本戦ではローアマに輝いた経験が、今の強さの礎となっている。
28歳は手の怪我による出遅れがあった今季も驚異的な安定感を見せている。これまで出場した12試合すべてでトップ25入りを果たし、そのうち全米プロを含む3勝を挙げている。特に5月以降は4戦3勝と圧倒的な勢いを誇る。
「(3月の)ヒューストンでの2位から自信がつき、(5月の)バイロンネルソンでの勝利がその後の自信につながった」と振り返るように、調子は上向き。さらに今大会に向けては前週に休養を取り、「日曜に現地入りして11ホール回れた。理想的な準備ができている」と、コンディションにも自信をのぞかせた。
練習ラウンドでは、同組の選手が新調した3番アイアンでグリーンを捉えると、「本人には絶対届いてないって言ったけどね」と冗談を飛ばすなど、リラックスした様子も見せた。
これまでメジャー通算3勝を誇るシェフラーだが、全米オープンは2022年大会の2位タイが最高成績。勢いに乗る世界No.1が、過酷なオークモントで自身初の全米オープン制覇を達成できるか、注目が集まる。
(写真:Getty Images)
全米屈指の難コースと名高いオークモント。2016年大会では優勝スコアが通算4アンダーにとどまり、「もしかしたら、これまでプレーした中で最も難しいコースかもしれない」と語るほど。シェフラーは「フェアで厳しい戦いになる」と語り、戦略とフィジカルの両面で極限の戦いになると見ている。「ラフはしっかりしていて、50ヤードのウェッジで出すのが精一杯な場面もある。ここでは力が必要だ」と気を引き締める。
オークモントは、2016年にアマチュアとして初のメジャー出場を果たした思い出の場所でもある。妹がキャディを務めたその週は予選落ちに終わったが、「あの悔しさが翌年につながった」。2017年の予選会を突破し、本戦ではローアマに輝いた経験が、今の強さの礎となっている。
28歳は手の怪我による出遅れがあった今季も驚異的な安定感を見せている。これまで出場した12試合すべてでトップ25入りを果たし、そのうち全米プロを含む3勝を挙げている。特に5月以降は4戦3勝と圧倒的な勢いを誇る。
「(3月の)ヒューストンでの2位から自信がつき、(5月の)バイロンネルソンでの勝利がその後の自信につながった」と振り返るように、調子は上向き。さらに今大会に向けては前週に休養を取り、「日曜に現地入りして11ホール回れた。理想的な準備ができている」と、コンディションにも自信をのぞかせた。
練習ラウンドでは、同組の選手が新調した3番アイアンでグリーンを捉えると、「本人には絶対届いてないって言ったけどね」と冗談を飛ばすなど、リラックスした様子も見せた。
これまでメジャー通算3勝を誇るシェフラーだが、全米オープンは2022年大会の2位タイが最高成績。勢いに乗る世界No.1が、過酷なオークモントで自身初の全米オープン制覇を達成できるか、注目が集まる。
(写真:Getty Images)
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