海外男子メジャーのマスターズトーナメントは13日、米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルゴルフクラブ（7,555ヤード・パー72）で最終ラウンドが行われ、ローリー・マキロイ（北アイルランド）がプレーオフでジャスティン・ローズ（英）を下し、大会初制覇、史上6人目のキャリアグランドスラムを達成した。

　優勝スピーチでは「チェアマン、ボランティア、パトロン、大会運営に携わった皆に感謝している。マスターズは世界最高峰の大会。1997年にタイガー（・ウッズ）が優勝する姿を見て、それが刺激になった。いまグリーンジャケットを着て、ここに立っていることが夢のよう。人生の中でも最高の栄誉だ。また、家族やチームがこの長旅を支えてくれた。本当に感謝している。ポビー（4歳の娘）には『夢を諦めるな』と伝えたい。これから毎年この場所に戻って来られるのが楽しみ。来年は、今回のスコッティ（・シェフラー）の立場で（連覇を果たし）自分自身にジャケットを着せたいと思う」と話した。

（写真：Getty Images）