10日開幕のマスターズトーナメント（米ジョージア州／オーガスタ・ナショナルゴルフクラブ）でタイガー・ウッズ（米）以来の大会連覇に挑む、世界ランク1位のスコッティ・シェフラー（米）は「これまでで一番準備ができている」と話した。

　昨年のクリスマス、料理中のアクシデントで手を負傷。手術を受け、思わぬ出遅れを喫したシェフラーだが、復帰後は徐々に調子を上げており、直近のヒューストンオープンでは優勝したミンウー・リー（豪）と1打差の2位に入っている。

「まだ完璧なスタートは切れていないが、手応えは確実に戻ってきている」とシェフラー。昨年は後続に4打差をつけて大会2勝目を飾ったが、「去年の勝利は過去のもの。木曜に悪いスタートを切っても、過去の経験を頼りに立て直せるかもしれない。でも最初のティーショットに立った瞬間は全員がイーブンパー。新しい戦いが始まるんだ」と今週に向け、意気込みを語った。

（写真：Getty Images）