米男子ツアーのザ・ジェネシスインビテーショナルが13日に開幕する。

　例年、カリフォルニア州パシフィックパリセーズのザ・リビエラカントリークラブで開催されている今大会だが、今年は先月にロサンゼルス近郊で起きた山火事の影響でサンディエゴのトーリーパインズゴルフコース（7,765ヤード・パー72）に会場を移して実施される。

　注目はもちろんディフェンディング・チャンピオンの松山英樹だ。昨年大会は6打差7位タイからスタートした最終日に9バーディ、ノーボギーの「62」を叩き出し、大逆転で2022年1月のソニーオープン イン ハワイ以来となるタイトルを手にした。

「去年は久々の優勝ということがあって本当に嬉しかったですし、新しいチームとして優勝できたという喜びが強かったです」

　今シーズンはここまで5試合に出場。開幕戦のザ・セントリーでツアー通算11勝目を挙げ、先月トーリーパインズゴルフコースで行われたファーマーズインシュランスオープンは32位タイ、大会3勝目を狙った前週のWMフェニックスオープンは25位タイだった。

「火事がある前はリビエラでできると思っていましたけど、ここに変わった時点でここでいい準備をするために昨日、今日と練習して少しずつ状態は良くなっていると思うので、楽しみな週になると思います」

　大会連覇と今季2勝目がかかる今週はどのようなプレーを見せてくれるか。初日と2日目はスコッティ・シェフラー（米）、コリン・モリカワ（米）との注目組でラウンドする。

（写真：Getty Images）