米男子ツアーのRBCカナディアンオープンは30日、カナダのハミルトンゴルフ&カントリークラブ（7,084ヤード・パー70）で開幕する。

　昨年大会はオークデールゴルフ＆カントリークラブで開催され、地元カナダのニック・テイラーが制した。通算17アンダーで並んだトミー・フリートウッド（英）とのプレーオフで約22メートルのイーグルパットを沈めて優勝。カナダ勢のナショナルオープン制覇は1954年のパット・フレッチャー以来となった。

　今年は連覇を狙うテイラーのほか、ハミルトンゴルフ&カントリークラブ開催の2019年を含む大会2勝のローリー・マキロイ（北アイルランド）にも注目。雪辱に燃えるフリートウッド、シェーン・ラウリー（アイルランド）、サヒス・スィガーラ（米）、地元のテイラー・ペンドリスやコーリー・コナーズも出場する。

　また、日本勢は久常涼が参戦する。前週のチャールズシュワブチャレンジは予選落ちに終わったが、2週前の全米プロゴルフ選手権では18位タイと大舞台で存在感を示した。

（写真：Getty Images）