レッスン
飯沼大輔、つま先下がりは左を向いてスライスを打つ
2024年3月14日(木)午前11:48
今回は、アマチュアゴルファーが苦手としている「つま先下がり」のレッスンです。
前回、お話した通り、ライ角が変わるとフェース向きが変わります。
例えばつま先上がりでは、ライ角がアップライトになるので、普通に構えるとフェース面は左を向きます。一方、つま先下がりでは、ライ角がフラットになるのでフェース面は右を向く、つまりオープンになります。
そこで、つま先上がりでは右を向いて構えて、ボールをわざと曲げましょうといいましたが、つま先下がりも基本的な考え方は同じです。
フェースが右を向いている状態なので、ターゲットを左に置いてそれに合わせてスクエアに構え、スライスボールで本来運びたいところを狙います。
つま先下がりでアウトサイドインの軌道で振ると、ヘッドが低い位置から入るのでダフリなどのミスも出にくくなるというメリットもあるので、思い切って振り抜きましょう。
大事なことは、「曲がらなかったらどうしよう」と思わないことです。左に向いて普通にスイングすれば確実に曲がるのでご安心ください。
ゴルファーの中には、「つま先下がりだと、逆にボールが引っかかる」という人もいますが、その原因は、上半身の力で打ちにいっているケースがほとんどです。下半身を踏ん張り過ぎて、上体の力だけで打ってしまうと、ボールがつかまり過ぎてフック回転になってしまうことがあるのです。
そうならないように、くれぐれも力を入れないで、柔らかく身体を使って、下と上の連動を考えながらスイングしてください。そうすれば、自然とスライスになるはず。つま先下がりだからといって、スイングを変える必要はないのです。
(取材協力:ゴルフ倶楽部成田ハイツリー)
飯沼大輔(いいぬま・だいすけ)
1978年生まれ。22歳でプロスケートボーダーからゴルフの世界へ。2015年PGAトーナメントプロライセンス取得。2017年日本プロゴルフ選手権出場。同年、神奈川県オープン優勝。トーナメントで培ったテクニックを生かし、現在は、初心者から上級者まで技術面だけでなくメンタル面もサポートするレッスンを展開。Accuracy Golf Studio(千葉県)所属。
前回、お話した通り、ライ角が変わるとフェース向きが変わります。
例えばつま先上がりでは、ライ角がアップライトになるので、普通に構えるとフェース面は左を向きます。一方、つま先下がりでは、ライ角がフラットになるのでフェース面は右を向く、つまりオープンになります。
そこで、つま先上がりでは右を向いて構えて、ボールをわざと曲げましょうといいましたが、つま先下がりも基本的な考え方は同じです。
フェースが右を向いている状態なので、ターゲットを左に置いてそれに合わせてスクエアに構え、スライスボールで本来運びたいところを狙います。
つま先下がりでアウトサイドインの軌道で振ると、ヘッドが低い位置から入るのでダフリなどのミスも出にくくなるというメリットもあるので、思い切って振り抜きましょう。
大事なことは、「曲がらなかったらどうしよう」と思わないことです。左に向いて普通にスイングすれば確実に曲がるのでご安心ください。
ゴルファーの中には、「つま先下がりだと、逆にボールが引っかかる」という人もいますが、その原因は、上半身の力で打ちにいっているケースがほとんどです。下半身を踏ん張り過ぎて、上体の力だけで打ってしまうと、ボールがつかまり過ぎてフック回転になってしまうことがあるのです。
そうならないように、くれぐれも力を入れないで、柔らかく身体を使って、下と上の連動を考えながらスイングしてください。そうすれば、自然とスライスになるはず。つま先下がりだからといって、スイングを変える必要はないのです。
(取材協力:ゴルフ倶楽部成田ハイツリー)
飯沼大輔(いいぬま・だいすけ)
1978年生まれ。22歳でプロスケートボーダーからゴルフの世界へ。2015年PGAトーナメントプロライセンス取得。2017年日本プロゴルフ選手権出場。同年、神奈川県オープン優勝。トーナメントで培ったテクニックを生かし、現在は、初心者から上級者まで技術面だけでなくメンタル面もサポートするレッスンを展開。Accuracy Golf Studio(千葉県)所属。
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