米男子ツアーのコグニザントクラシック in ザ・パームビーチが29日、米フロリダ州のPGAナショナル（7,147ヤード・パー71）でスタートする。

　昨年までザ・ホンダクラシックとして開催されていた今大会の注目は、6年ぶりの出場となるローリー・マキロイ（北アイルランド）だ。2012年大会ではタイガー・ウッズ（米）らを抑えて米ツアー通算3勝目を飾り、史上2番目の若さで世界ランキング1位に上り詰めた。

　今年はDPワールドツアーのヒーロードバイデザートクラシックで優勝を果たしたものの、米ツアーではAT&Tペブルビーチプロアマで66位タイ、ザ・ジェネシスインビテーショナルで24位タイと上位争いに絡めていない。“世界No.1”となった思い出のトーナメントで優勝戦線に加わることができるか。

　マキロイに加え、連覇を狙うクリス・カーク（米）、セップ・ストラカ（オーストリア）、イム・ソンジェ（韓）、リッキー・ファウラー（米）、パドレイ・ハリントン（アイルランド）、マット・クーチャー（米）らが歴代王者としてエントリー。カークは開幕戦のザ・セントリーを制しており、今季2勝目を目指す。

　このほかにも、ポイントランク首位のマシュー・パボン（仏）、メジャーチャンピオンのマシュー・フィッツパトリック（英）、ゲーリー・ウッドランド（米）、ジャスティン・ローズ（英）らが出場。前週のメキシコオープン at ヴィダンタでツアー初優勝を達成したジェイク・ナップ（米）、同大会48位タイの久常涼も参戦する。

（写真：Getty Images）