DPワールドツアーのBMW PGA選手権は14日、英国のウェントワース・クラブ（7,267ヤード・パー72）で幕を開ける。

　ツアーのフラッグシップトーナメントにはローリー・マキロイ（北アイルランド）、ジョン・ラーム（スペイン）、ヴィクトル・ホヴランド（ノルウェー）、前回王者のシェーン・ロウリー（アイルランド）らライダーカップ（9月29日～）の欧州選抜メンバー全12名に加え、キャプテンを務めるルーク・ドナルド（英）もエントリーした。

　ヨーロッパチームの絶対的エースであるマキロイは前週ホライゾン・アイリッシュ・オープンに出場し16位タイを記録したが、最終日は4度の池ポチャを喫するなど2オーバー「74」と精彩を欠いており、2大会ぶりの勝利を目指す“欧米決戦”を前にここで状態を上げておきたいところだ。

　このほかにも、2021年覇者のビリー・ホーシェル（米）、前週優勝のヴィンセント・ノーマン（スウェーデン）、ポイントランキング3位のエイドリアン・メロンク（ポーランド）、トム・キム（韓）、アダム・スコット（豪）、ミンウ・リー（豪）といった実力者が参戦。日本勢は前週7位タイの星野陸也、久常涼、川村昌弘がプレーする。