2023年度（第107回）日本アマチュアゴルフ選手権競技は29日、北海道のツキサップゴルフクラブ（6,990ヤード・パー72）で第3ラウンドが行われ、中野麟太朗が通算13アンダー単独首位で最終日を迎える。

　中野は1打差単独3位から7バーディ、1ボギーの「66」でプレーし、リーダーボードの最上段に。「ショットはめちゃくちゃ良かったですね。最後ボギーだったんですが、それ以外は自分は文句なかったですね」と手応えを口にした。

　通算12アンダー単独2位に杉浦悠太、通算10アンダー3位タイに津田浩平、鵜瀬璃久が続く。岩井姉妹（明愛、千怜）の弟・光太は11位タイから「66」をマークし、大嶋港と並ぶ通算9アンダー5位タイに浮上した。

　また、前回王者の岡田晃平、山下美夢有の弟・勝将が通算8アンダー7位タイにつけている。連覇がかかる岡田は16位タイから「66」で回り、「内容としては今日は0点に近いんですが、その中でもアンダーが出ているということは、自分が成長しているのかなと思います」と語った。

　以下、鈴木隆太、下家秀琉が通算7アンダー9位タイ、林田直也が通算6アンダー単独11位、小林翔音が通算5アンダー単独12位、小田祥平、香川大樹が通算4アンダー13位タイとなっている。

（写真：JGA提供）