レッスン
9番アイアンでティーアップしたボールを打つ 佐伯三貴
2023年6月22日(木)午後5:11
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調子は悪くないのに、コースに出てみるとショットが安定しないというのは、ゴルフにおいてはよくあること。でも、せっかくのラウンドなのだから、できるだけいいショット、少なくとも練習場で打っている球が出るように準備しておきたいところです。
そこで今回は、コースに出てからガッカリしないための、ラウンド前にやっておくと効果的な練習法を紹介しましょう。
実はこのドリル、私自身もよくやっているのですが、ティーアップしたボールを9番アイアンで軽めに打つ練習です(写真)。
スイングの大きさ的には、ハーフショットのイメージ。9時から3時の振り幅だけを意識して、ボールだけをクリーンに打ちます。
特にスイングに問題がなければ、それほど難しいことはなく、気持ち良くポンポン打てると思いますが、リズムが安定しなかったり、体が回らずに手打ちになっていたり、スイング軸がブレていたりするとボールの上っ面を叩いてしまったり、ゴムティーを叩いてしまうことがあります。
もし、ミスが出る場合は、スイングのどこに問題があるかをチェックして、その部分を修正していきましょう。
この練習のポイントは、スイング中のヘッドの高さをコントロールできているかどうかにあるわけですが、これさえできていればスイング中のヘッドの高さが揃います。そうすればフェアウェイはもちろん、ラフやバンカーでも、芯に外したとしても何とか前には飛んでくれます。
スイングをより安定させるためにも、試合前の練習としてぜひ取り入れてみてください。
なお、9番のハーフショットということでそれほど体は大きく使わないので、朝イチの練習でいきなりこれを始めるというのもありだと思います。時間がないときは、ウォーミングアップ代わりにやるようにしましょう。
(協力:千葉県・大栄カントリークラブ)
佐伯三貴(さえき・みき)
1984年9月22日、広島県生まれ。ジュニア時代から活躍し、東北福祉大に進学。在学中に出場した2006年度ファイナルQTで42位となり、TPD非会員登録制度を活用して2007年1月1日付プロツアー登録。その年のツアー4戦目のフジサンケイレディスにおいて、ツアー制度施行後史上最速(当時)で初優勝を飾った。2019年11月、ケガなどを理由に現役引退を表明。引退後は母校の東北福祉大学の後輩の育成に携わるなど、ゴルフ界の発展に力を尽くしている。
【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2023/6/16 発売号より転載)
そこで今回は、コースに出てからガッカリしないための、ラウンド前にやっておくと効果的な練習法を紹介しましょう。
実はこのドリル、私自身もよくやっているのですが、ティーアップしたボールを9番アイアンで軽めに打つ練習です(写真)。
スイングの大きさ的には、ハーフショットのイメージ。9時から3時の振り幅だけを意識して、ボールだけをクリーンに打ちます。
特にスイングに問題がなければ、それほど難しいことはなく、気持ち良くポンポン打てると思いますが、リズムが安定しなかったり、体が回らずに手打ちになっていたり、スイング軸がブレていたりするとボールの上っ面を叩いてしまったり、ゴムティーを叩いてしまうことがあります。
もし、ミスが出る場合は、スイングのどこに問題があるかをチェックして、その部分を修正していきましょう。
この練習のポイントは、スイング中のヘッドの高さをコントロールできているかどうかにあるわけですが、これさえできていればスイング中のヘッドの高さが揃います。そうすればフェアウェイはもちろん、ラフやバンカーでも、芯に外したとしても何とか前には飛んでくれます。
スイングをより安定させるためにも、試合前の練習としてぜひ取り入れてみてください。
なお、9番のハーフショットということでそれほど体は大きく使わないので、朝イチの練習でいきなりこれを始めるというのもありだと思います。時間がないときは、ウォーミングアップ代わりにやるようにしましょう。
(協力:千葉県・大栄カントリークラブ)
佐伯三貴(さえき・みき)
1984年9月22日、広島県生まれ。ジュニア時代から活躍し、東北福祉大に進学。在学中に出場した2006年度ファイナルQTで42位となり、TPD非会員登録制度を活用して2007年1月1日付プロツアー登録。その年のツアー4戦目のフジサンケイレディスにおいて、ツアー制度施行後史上最速(当時)で初優勝を飾った。2019年11月、ケガなどを理由に現役引退を表明。引退後は母校の東北福祉大学の後輩の育成に携わるなど、ゴルフ界の発展に力を尽くしている。
【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2023/6/16 発売号より転載)
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