レッスン
飛距離がグーンとアップする“正しいトップの形”とは
2023年4月12日(水)午後1:11
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今回は、トップの位置を再確認するレッスンです。
トップの形というのは人それぞれですが、どんな形であれ守らなければいけないポイントがあります。
それは、バックスイングで胸椎をしっかり回旋させ、右ヒジを正しいポジションに置くことです。これができれば、クラブが正しい軌道で下りてくる確率が高くなりますが、右ヒジが外側に外れてしまうと、フェースが開いたままのカット軌道になるからです。
アマチュアゴルファーの中には、胸椎がしっかり回旋していない人がけっこういます。一見、体が回っているように見える女性プロの中にも、柔軟性でクラブを上げていて胸椎が回旋していない選手がいます。そうなると、トップで左腕が体に近づき過ぎ、右ヒジが外向きになってしまうのです。
では、その矯正方法です。普段通りのスイングでトップを作ったら、左肩の位置を変えないで、グリップを少し下に下げて、右ヒジが真下を向くようにします。そして、その形ができたら右肩を後方に下げるようにして、上体をねじります。
これが、“深くて、右ヒジが正しいポジションに収まったトップ”です。それまで捻転が浅かった人は、おそらく捻転の深さが最大値になっているはずです。
ドリルでは、「構える」「トップを作る」「右ヒジが完全に下を向くところまで腕を下ろす」「右肩を回す」という4段階でやりましたが、胸椎を十分に回旋させることで、この形を作ることができます。だから、正しいトップの形を確認したら、その形になるように胸椎を回旋させましょう。
そして、ダウンスイングでは、ボールに当てにいくのではなく、振り抜きを重視してクラブを振っていくようにしましょう。そうすれば弾道が強くなり、飛距離も確実にアップします。
このように体をねじる動きというのは、意図的に取り組んでいく必要があります。というのも、たとえ深く捻転をしていた人でも、そのスイングに慣れてくると、楽なところで止めてしまい、マックスまでねじることがなくなるからです。
飛距離のためにも、また方向性のためにも、胸椎を回して右ヒジが真下を向く、正しくて深いトップを作るように意識してください。
★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #34」より(放送・見逃し配信中)
トップの形というのは人それぞれですが、どんな形であれ守らなければいけないポイントがあります。
それは、バックスイングで胸椎をしっかり回旋させ、右ヒジを正しいポジションに置くことです。これができれば、クラブが正しい軌道で下りてくる確率が高くなりますが、右ヒジが外側に外れてしまうと、フェースが開いたままのカット軌道になるからです。
アマチュアゴルファーの中には、胸椎がしっかり回旋していない人がけっこういます。一見、体が回っているように見える女性プロの中にも、柔軟性でクラブを上げていて胸椎が回旋していない選手がいます。そうなると、トップで左腕が体に近づき過ぎ、右ヒジが外向きになってしまうのです。
では、その矯正方法です。普段通りのスイングでトップを作ったら、左肩の位置を変えないで、グリップを少し下に下げて、右ヒジが真下を向くようにします。そして、その形ができたら右肩を後方に下げるようにして、上体をねじります。
これが、“深くて、右ヒジが正しいポジションに収まったトップ”です。それまで捻転が浅かった人は、おそらく捻転の深さが最大値になっているはずです。
ドリルでは、「構える」「トップを作る」「右ヒジが完全に下を向くところまで腕を下ろす」「右肩を回す」という4段階でやりましたが、胸椎を十分に回旋させることで、この形を作ることができます。だから、正しいトップの形を確認したら、その形になるように胸椎を回旋させましょう。
そして、ダウンスイングでは、ボールに当てにいくのではなく、振り抜きを重視してクラブを振っていくようにしましょう。そうすれば弾道が強くなり、飛距離も確実にアップします。
このように体をねじる動きというのは、意図的に取り組んでいく必要があります。というのも、たとえ深く捻転をしていた人でも、そのスイングに慣れてくると、楽なところで止めてしまい、マックスまでねじることがなくなるからです。
飛距離のためにも、また方向性のためにも、胸椎を回して右ヒジが真下を向く、正しくて深いトップを作るように意識してください。
★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #34」より(放送・見逃し配信中)
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