国内男子
19歳アマ松山がプロ大会初V、史上3人目の快挙! 石川はエース奪取も8位タイ
2011年11月13日(日)午後6:35
降雨によるコースコンディション不良の影響で大会2日目がサスペンデッドとなり、54ホールの短縮競技となった国内男子ツアーの三井住友VISA太平洋マスターズは13日、静岡県の太平洋クラブ 御殿場コースを舞台に最終ラウンドの競技を終了。この日首位に2打差の単独2位からスタートしたアマチュアの松山英樹(東北福祉大2年)が2イーグル、4バーディ、4ボギーの4アンダー68で回り、通算13アンダーでプロ大会初優勝を飾った。また、今季初Vを狙ったディフェンディング・チャンピオンの石川遼は17番でホールインワンをマークするなど見せ場を作ったが、通算9アンダー8位タイに終わっている。
混戦模様となった最終日。先頭でリーダーボードを駆け抜けたのは19歳のアマチュア松山だった。序盤の2番でボギーを先行させるも、続く3番でイーグルを奪取。その後6番、7番の連続ボギーなどで1つスコアを落としてイーブンパーで折り返すと、11番でバーディを奪って通算10アンダーで小田孔明、谷口徹と並ぶトップタイに。
その後14番でバーディを奪って単独首位に躍り出た松山は、続く15番でもバーディを決めると、17番をボギーとするも後続に1打差をつけて単独トップで最終18番へ。そして初優勝に向けて攻めたい松山は、第2打でピンにぴたりとつけるスーパーショットを披露してイーグルチャンスをつかむ。一緒に最終組を回った谷口が先にイーグルを奪って通算11アンダーで並びプレッシャーをかけたが、松山は落ち着いてイーグルパットを沈めてプロ大会初勝利を手にした。
松山は優勝インタビューで「優勝すると思っていなかったので嬉しいです。ローアマを目指していたんですが、優勝しちゃいました」と謙虚に喜びを表現。アマチュア選手の国内ツアー制覇は1980年の倉本昌弘、2007年の石川遼に次ぐ3人目の快挙となった。日本ツアーの歴史に新たな1ページを刻んだ松山のさらなる飛躍に期待したい。
また、松山の偉業達成で幕を閉じた今大会だが、もう1人ギャラリーを沸かせた選手がいた。それは、2007年に弱冠15歳でアマチュア選手として優勝し、世界最年少優勝記録を保持している石川だ。この日首位と7打差の14位タイでスタートすると、前半こそ3バーディ、1ボギー、1ダブルボギーのイーブンパーで回るも、後半に入ってチャージを見せる。
まずは10番、11番で連続バーディを奪い、14番でもバーディ奪取。そして迎えた17番228ヤードのパー3、4番アイアンで放ったティーショットはピン手前10メートルに落ちるとそのまま吸い込まれるようにカップの中へ。昨年9月の国内ツアー、アジアパシフィック パナソニックオープン以来となるツアー2度目のホールインワンを達成した。ギャラリーとハイタッチして喜びを爆発させた石川だったが、最終18番では第2打をグリーン横の池にいれてしまうなど、パーセーブがやっとで5アンダー67でフィニッシュ。通算9アンダー8位タイで連覇達成はならなかった。
その他、首位と2打差の単独2位に谷口が続き、3打差の3位タイに前日のトーナメントリーダー鈴木亨のほか、マスターズ王者のチャール・シュワーツェル(南ア)、目下賞金ランク首位のベ・サンムン(韓)、小田(孔明)らが入った。
3位タイからスタートした藤田寛之は通算8アンダー10位タイ、久保谷健一は通算7アンダーで金庚泰(韓)らと並び15位タイで終戦。一方、前日38位タイまで後退した池田勇太は、この日も2オーバー74とスコアを崩して通算1オーバー49位タイで4日間の競技を終えている。
なお、今大会は規定により賞金ランキングへの加算は獲得賞金の75%となっている。
混戦模様となった最終日。先頭でリーダーボードを駆け抜けたのは19歳のアマチュア松山だった。序盤の2番でボギーを先行させるも、続く3番でイーグルを奪取。その後6番、7番の連続ボギーなどで1つスコアを落としてイーブンパーで折り返すと、11番でバーディを奪って通算10アンダーで小田孔明、谷口徹と並ぶトップタイに。
その後14番でバーディを奪って単独首位に躍り出た松山は、続く15番でもバーディを決めると、17番をボギーとするも後続に1打差をつけて単独トップで最終18番へ。そして初優勝に向けて攻めたい松山は、第2打でピンにぴたりとつけるスーパーショットを披露してイーグルチャンスをつかむ。一緒に最終組を回った谷口が先にイーグルを奪って通算11アンダーで並びプレッシャーをかけたが、松山は落ち着いてイーグルパットを沈めてプロ大会初勝利を手にした。
松山は優勝インタビューで「優勝すると思っていなかったので嬉しいです。ローアマを目指していたんですが、優勝しちゃいました」と謙虚に喜びを表現。アマチュア選手の国内ツアー制覇は1980年の倉本昌弘、2007年の石川遼に次ぐ3人目の快挙となった。日本ツアーの歴史に新たな1ページを刻んだ松山のさらなる飛躍に期待したい。
また、松山の偉業達成で幕を閉じた今大会だが、もう1人ギャラリーを沸かせた選手がいた。それは、2007年に弱冠15歳でアマチュア選手として優勝し、世界最年少優勝記録を保持している石川だ。この日首位と7打差の14位タイでスタートすると、前半こそ3バーディ、1ボギー、1ダブルボギーのイーブンパーで回るも、後半に入ってチャージを見せる。
まずは10番、11番で連続バーディを奪い、14番でもバーディ奪取。そして迎えた17番228ヤードのパー3、4番アイアンで放ったティーショットはピン手前10メートルに落ちるとそのまま吸い込まれるようにカップの中へ。昨年9月の国内ツアー、アジアパシフィック パナソニックオープン以来となるツアー2度目のホールインワンを達成した。ギャラリーとハイタッチして喜びを爆発させた石川だったが、最終18番では第2打をグリーン横の池にいれてしまうなど、パーセーブがやっとで5アンダー67でフィニッシュ。通算9アンダー8位タイで連覇達成はならなかった。
その他、首位と2打差の単独2位に谷口が続き、3打差の3位タイに前日のトーナメントリーダー鈴木亨のほか、マスターズ王者のチャール・シュワーツェル(南ア)、目下賞金ランク首位のベ・サンムン(韓)、小田(孔明)らが入った。
3位タイからスタートした藤田寛之は通算8アンダー10位タイ、久保谷健一は通算7アンダーで金庚泰(韓)らと並び15位タイで終戦。一方、前日38位タイまで後退した池田勇太は、この日も2オーバー74とスコアを崩して通算1オーバー49位タイで4日間の競技を終えている。
なお、今大会は規定により賞金ランキングへの加算は獲得賞金の75%となっている。