レッスン
どうする? 長めのバンカーショットで簡単に距離が出るコツ
2023年2月8日(水)午後2:23
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今回は、長めのバンカーショットについてレッスンをしましょう。
ピンまで30~40ヤード。しかもアゴがそこそこ高くて、さらにアゴまでの距離がある場合、どう打っていいかわからなくなるという人も多いようです。
基本的にバンカーショットというのは、56~58度のウェッジでフェースを開いて打つというのが一般的ですが、いつものエクスプロージョンショットだと届いてくれません。となると、フェースの開きを抑えて、砂を薄くとるしかないのですが、クリーンに入りすぎて飛びすぎることもある。つまり、56~58度で打つと、飛ばないミス、飛びすぎるミスの両方が出てしまうということです。
では、どうすればいいか? おすすめは、PWを開いて打つ方法です。
打ち方は簡単。56~58度のバンカーショットと全く同じで、しっかりエクスプロージョンさせればいいのです。
打ってみるとわかりますが、飛距離は確実に出ます。もし、自分が思ったより飛びすぎる場合は、フェースを開くというように、フェースの開きで調節するようにしてください。もちろん、砂を薄く取れる人だったら、52度を使ってもいいでしょう。
ただPWは、“ウェッジ”という名前がついているものの、他のウェッジとは異なり、リーディングエッジが丸くなく、右を向けたときすごく右を向いた感じになってしまいます。だから、それに慣れる必要がありますが、慣れれば簡単に打てるはずです。
また、ドロー系のボールを打つ人で、バンカーショットが苦手という人にアドバイスを。
ドロー系の人は、軌道がインサイドアウトで、インパクト~フォロースルーでクラブを少し持ち上げる傾向があるので、砂が薄く取れやすくなる、つまり飛びすぎることがあります。このタイプの人は、バンカーショットを安定させるためにも、低いフィニッシュをイメージするようにしましょう。そうするとアウトサイドインの軌道に近づくので、飛びすぎることがなくなります。
まずは左手だけでクラブを持ってフィニッシュまで振り、左ヒジが持ち上がらない状態にして、そこに右手を添えて“低い”フィニッシュの形を作り、その形を覚えましょう。
とにかくフィニッシュを低く、コンパクトに。当てて終わり(実際にはボールではなく砂を打ちますが)くらいのつもりでOKです。
また、ドローヒッターは、頭の位置を変えないことも大事。特にインパクトのとき、頭が右に傾かないように注意してください。
一方、フェードヒッターは、もともとアウトサイドインの軌道なので、クラブを替えていつものようにエクスプロージョンさせて打つだけ。番手の調整だけで距離は出せるはずです。
★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #23」より(放送・見逃し配信中)
ピンまで30~40ヤード。しかもアゴがそこそこ高くて、さらにアゴまでの距離がある場合、どう打っていいかわからなくなるという人も多いようです。
基本的にバンカーショットというのは、56~58度のウェッジでフェースを開いて打つというのが一般的ですが、いつものエクスプロージョンショットだと届いてくれません。となると、フェースの開きを抑えて、砂を薄くとるしかないのですが、クリーンに入りすぎて飛びすぎることもある。つまり、56~58度で打つと、飛ばないミス、飛びすぎるミスの両方が出てしまうということです。
では、どうすればいいか? おすすめは、PWを開いて打つ方法です。
打ち方は簡単。56~58度のバンカーショットと全く同じで、しっかりエクスプロージョンさせればいいのです。
打ってみるとわかりますが、飛距離は確実に出ます。もし、自分が思ったより飛びすぎる場合は、フェースを開くというように、フェースの開きで調節するようにしてください。もちろん、砂を薄く取れる人だったら、52度を使ってもいいでしょう。
ただPWは、“ウェッジ”という名前がついているものの、他のウェッジとは異なり、リーディングエッジが丸くなく、右を向けたときすごく右を向いた感じになってしまいます。だから、それに慣れる必要がありますが、慣れれば簡単に打てるはずです。
また、ドロー系のボールを打つ人で、バンカーショットが苦手という人にアドバイスを。
ドロー系の人は、軌道がインサイドアウトで、インパクト~フォロースルーでクラブを少し持ち上げる傾向があるので、砂が薄く取れやすくなる、つまり飛びすぎることがあります。このタイプの人は、バンカーショットを安定させるためにも、低いフィニッシュをイメージするようにしましょう。そうするとアウトサイドインの軌道に近づくので、飛びすぎることがなくなります。
まずは左手だけでクラブを持ってフィニッシュまで振り、左ヒジが持ち上がらない状態にして、そこに右手を添えて“低い”フィニッシュの形を作り、その形を覚えましょう。
とにかくフィニッシュを低く、コンパクトに。当てて終わり(実際にはボールではなく砂を打ちますが)くらいのつもりでOKです。
また、ドローヒッターは、頭の位置を変えないことも大事。特にインパクトのとき、頭が右に傾かないように注意してください。
一方、フェードヒッターは、もともとアウトサイドインの軌道なので、クラブを替えていつものようにエクスプロージョンさせて打つだけ。番手の調整だけで距離は出せるはずです。
★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #23」より(放送・見逃し配信中)
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