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球をつかまえて飛ばす方法とは? ドライバーショットが右にフケ気味な人の悩みを解決

2023年1月25日(水)午後0:28

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 アマチュアゴルファーだけでなく、上級者でフェード系の球を打つ人の中にも、「球がつかまりきらずに右にフケる」という悩みを持っているゴルファーがいるようです。「大きなミスというわけではないのだけれど、思ったような飛距離が出ない」というケースです。

 そういう悩みを抱えている人のスイングを見ると、全員というわけではありませんが、共通したエラーが見られます。

 それは、バックスイングの際、右ヒジが外側に抜けている(外を向いている)エラーです。本来、右ヒジは、トップでは地面のほうを向いているのが正解。この時点で外を向いてしまうと、ダウンスイングで右肩が前に出てしまい、かぶるような形になって球のつかまりが悪くなります。

 この問題を解決するためには、バックスイングでしっかり体を回すことが重要なポイントになってきます。

 まずは体をひねりながら、手が地面と平行になるあたりまでクラブを上げ、そこからさらに上体を後方にひねってみてください。そうすると、右ヒジが地面を向くと思いますが、これぐらいしっかりと体を回すことが大事なのです。

 特にコースに行くと、当てたいという気持ちが強くなって練習場より回らなくなることがあるので、上体は意識して回すようにしましょう。

 次に上体を回すためのドリルを紹介しましょう。

 右手1本でクラブを持ち、左手の甲を右手のヒジにつけ、左手で右ヒジを押さないように体のひねりでクラブを上げてください。そしてトップまで上がったら、そこで左手を添えてください。

 このとき、左手だけをグリップまで持って行こうとすると届かないと思うので、上体を右にひねってから左手をグリップするようにしましょう。

 実際にこのドリルをやってみると、手元の位置が遠く感じる人も多いと思いますが、できればこれぐらい上体を回しておきたいところ。正面から見て、右の肩甲骨が見えてるくらいのところまで回すのが理想です。

 実際にショット練習をするときも、ドリルの要領でトップを作ってからダウンスイングに入るといいでしょう。

 また、バックスイングが深くなると、タイミングのズレを感じるかもしれませんが、実際はズレていないのでご安心を。ズレを直そうとしてダウンスイングで体を早めに左に回そうとすると、かぶったスイングに戻ってしまいます。

 イメージとしては、上体が右を向いている間にハーフウェイダウンまで下ろし、そこから体全体を回す感じ。ダウンでクラブが寝て入ってきてきて、「プッシュしてしまうかも」というくらいの感覚があったほうが球はつかまってくれます。

 スライスに悩んでいる人やこすり球が出やすい人も、ぜひ試してみてください。

★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #21」より(放送・見逃し配信中)
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