国内女子ツアーのヨネックスレディスゴルフトーナメント（新潟・ヨネックスカントリークラブ）は30日、最終ラウンドの競技を終了。初日からトップを走るディフェンディング・チャンピオンの全美貞（韓）が通算9アンダーで後続を振り切り、大会連覇を達成した。

「自分の出来ることをしっかりやりたい。ゴルフを楽しみます」とマイペース宣言をして最終日に挑んだ全は、立ち上がりの2番パー4でボギーが先行。しかし、5番パー4でバーディを獲り返すと、中盤以降は3バーディ、2ボギーにスコアをまとめ、今季初白星を完全勝利でもぎ取った。

「初日からたくさんの声援をもらって、それが力になり勝てました。ありがとうございます！」とギャラリーに感謝した全。次戦のリゾートトラストレディスでは2週連続Vに加え、大会初の3連覇に挑む。

　一方、昨季賞金王の横峯さくらは2バーディ、4ボギーとスコアを崩し、2オーバー74でホールアウト。諸見里しのぶ、イ・ナリ（韓）、中田美枝、竹末裕美と通算イーブンパーで並び8位タイだった。

　その他、全と5打差の単独2位に上原彩子が入り、通算3アンダー3位にスポット参戦の宮里美香、古閑美保が通算1アンダー4位タイ。前週優勝の不動裕理が通算1オーバー13位タイ、上田桃子は通算2オーバー19位タイだった。