メジャー通算4勝を誇るホリス・ステイシー（米）の世界ゴルフ殿堂（ワールド・ゴルフ・ホール・オブ・フェイム）入りが決まった。

　ステイシーの殿堂入りが発表されたのは現在開催されている米女子ツアーシーズン最終戦、CMEグループ・タイトルホルダーズ（フロリダ州、グランド・サイプレスGC）の会場でのこと。世界ゴルフ殿堂のCEOであるジャック・ピーター氏と、米女子ツアーコミッショナーのマイケル・ワン氏の2人が、ステイシーのベテランカテゴリーでの選出を公表した。ステイシーは来年の5月7日、フロリダ州のセントオーガスティンのワールドゴルフヴィレッジにて行われる殿堂入りのセレモニーで、正式にホール・オブ・フェイマーのひとりとなる。

「マイケル・ワン氏からの電話で知らせを受けたときには言葉を失いました。全く予想していませんでしたから。心から光栄ですしとても嬉しく思います。ジョアン・カーナーやナンシー・ロペス、パティ・シーハンやベッツィ・キング、それにミッキー・ライトといった偉大な選手たちの仲間入りができるなんて本当に感激です」と、ステイシーは喜びのコメントを口にした。

　ステイシーはツアー26年のキャリアの中で通算18勝を挙げ、1977年、1978年、1984年の全米女子オープンと、当時のメジャー大会でのちにデュモーリエ・クラシックとなる1983年のピーター・ジャクソン・クラシック（現在のCNカナディアン女子オープン）に勝ち、メジャー4勝を挙げている。またアマチュア時代には、全米ガールズジュニア選手権で1969年?71年まで3連覇を達成した。

　ちなみに男子ではフィル・ミケルソン（米）もステイシー同様、来年の世界ゴルフ殿堂入りが決まっている。