LIV移籍でライダー杯黄信号のS.ガルシア、複雑な胸中を吐露「チームを傷つけたくない」
2022年10月13日(木)午後1:24
LIVゴルフ移籍でライダーカップ出場に黄信号がともっているセルヒオ・ガルシア(スペイン)が胸中を語った。12日、米ゴルフウィークが伝えている。
LIVゴルフとライダーカップを巡っては、次回大会の欧州選抜主将に就任していたヘンリク・ステンソン(スウェーデン)がLIVゴルフに出場したことでその座を追われる形に。ダスティン・ジョンソン(米)もLIVゴルフに参戦するためにPGAツアーから脱退した際、現状のルールでは米国選抜入りが厳しいことを認めていた。
また、ガルシアと同郷のジョン・ラームはLIVゴルフに所属する選手が欧州選抜に入ることを支持しているが、これまでLIVゴルフについて反対派の姿勢を強く表明しているローリー・マキロイ(北アイルランド)のような選手はそうではない。
14日から行われるLIVゴルフのレギュラーシーズン最終戦(サウジアラビア/ロイヤル・グリーンズG&CC)を前にガルシアは、「僕がいない方がチームが良くなるなら、出ない方が良いだろう。そう強く思っている選手が何人かいるのは明らかで、DPワールドツアーもそれと同じ考えなんだ。だからチームを傷つけるようなことはしたくない。僕はライダーカップが大好きすぎるんだ」とその複雑な胸中を語った。
次回のライダーカップは、来年9月29日から10月1日にかけて、イタリアのマルコ・シモーネゴルフ&カントリークラブを舞台に行われる予定となっている。
(写真:Getty Images)