米女子ツアーのロレーナ・オチョア・マッチプレーは現地時間4日、メキシコのクラブ・デ・ゴルフ・メキシコを舞台に開幕。今季からマッチプレーにフォーマットを変更し、日本からは上原彩子が出場する。

　2008年に元世界ランク1位のロレーナ・オチョア（メキシコ）の名を冠した大会、ロレーナ・オチョア招待が母国メキシコのグアダラハラCCで開催。2014年からクラブ・デ・ゴルフ・メキシコに会場を移し、今大会からストロークプレーではなくマッチプレーへ変更となった。米女子ツアーでマッチプレーが開催されるのは2012年サイベース・マッチプレー選手権以来となる。

　今大会にはロレックスランキング（女子世界ランキング）、賞金ランキングの上位選手とスポンサー推薦の2選手、計64選手が出場。初日に1回戦、2日目に2回戦、3日目に3回戦と準々決勝、最終日に準決勝と決勝が行われる。

　参戦する主な選手として世界ランク現在1位のリディア・コ（ニュージーランド）、世界3位アリヤ・ジュダヌガーン（タイ）、世界4位チョン・インジ（韓）、世界6位インビー・パーク（韓）。昨季ロレーナ・オチョア招待覇者のカルロタ・シガンダ（スペイン）、2011年サイベース・マッチプレー選手権優勝者のスーザン・ピーターセン（ノルウェー）、クリスティー・カー（米）らが試合に挑む。なお、上原彩子は1回戦でステイシー・ルイス（米）と戦うこととなった。

　また、エキシビションマッチにオチョア、アニカ・ソレンスタム（スウェーデン）、ジュリー・インクスター（米）、朴セリ（韓）が参戦。4選手を含めるとツアー通算155勝、メジャー24勝、全選手が世界ゴルフ殿堂入りを果てしている。そんなレジェンド達のプレーにも注目が集まるだろう。