ルーキーながら堂々たるプレーを披露している申智愛（韓）が、米女子ツアーのウェグマンズLPGAで今季2勝目をゲット。米国時間29日発表の最新世界ランキングで、ポーラ・クリーマー（米）を抜いて、1位ロレーナ・オチョア（メキシコ）、2位ヤニ・ツェン（台）に次ぐ3位へ浮上した。「目標は新人王」とあくまでも謙虚な申だが、その言葉とは別に数字は実力を現している。

　また日本勢は、横峯さくらが前週と変わらず17位につけ、不動裕理は1ランクアップして19位。同大会で15位タイに食い込んだ宮里藍は3ランクアップの27位となったが、予選落ちに終わった上田桃子は33位へ後退した。

　国内ツアーで今季3勝目を飾った諸見里しのぶが、7ランクアップして44位。米ツアーのルーキー2人は対照的で、大山志保が3ランクダウンの61位なのに対し、ウェグマンズ4位タイの宮里美香は、14ランクアップして64位へ躍進している。