ルーキーとして米女子ツアーでプレーしている大山志保が新人王レースで5位に浮上した。

　前週のミケロブ・ウルトラ・オープン at キングスミルで自己最高の6位となった大山は、合計で82ポイントを獲得。申智愛（韓）が首位で引っ張るロレックス・ルーキー・オブ・ザ・イヤーのランキングで5位とまずまずの位置を確保した。06年日本ツアー賞金女王の大山だが、米ツアーでは苦戦が続き、同大会で初のトップ10入り。この結果に自信をつけて、上位進出を続けられれば、90年の小林浩美以来となる新人王獲得も夢ではない。

　今季の新人王レースは、08年全英リコー女子オープン優勝の申を筆頭に、2位にミッシェル・ウィー（米）がつけており、強豪が揃っている厳しい争いだ。だが、大山は得意のパッティングを武器に、現在4位の宮里美香と共にのし上がろうと戦い続けている。