タイガー・ウッズ（米）が5日、DPワールドツアーの2日間のチャリティイベント、JPマクメイナス プロアマの舞台で次週の全英オープンゴルフ選手権（14日～／スコットランド／セントアンドリュース オールドコース）について話した。

　昨年2月の自動車事故で右脚に大ケガを負ったウッズは、今年4月のマスターズトーナメントで復帰を果たし、4日間をプレー。しかし、5月の全米プロゴルフ選手権は右脚の痛みで3日目終了時点で棄権し、先月の全米オープンゴルフ選手権は欠場を余儀なくされた。

「全米オープンに出場する予定だったけど身体的に無理だった。脚に不安があって（全英オープンの出場を）危うくするところだったんだ。そんなことをする理由はなかった」

　約1か月半ぶりの実戦となったプロアマ大会は「77」「74」で完走。右脚は全米プロ参戦時よりも良くなっているとし、次週に迫る大舞台へ「歴史的な大会になる。歴代チャンピオンの一人として出場できることを幸運に思うよ」と語った。

　全英オープンはセントアンドリュースで開催された2000年、2005年大会を含む3勝をマークしているウッズ。「せめてもう1回は高いレベルで戦いたい」との願い通り、“聖地”でのクラレットジャグをめぐる争いに加わることはできるだろうか。

（写真：Getty Images）