レッスン
バンカー脱出のスキルを磨く!確実に脱出するための基本とは?横田英治メソッド
2022年5月18日(水)午後0:19
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今回は、多くのアマチュアゴルファーが苦手とするバンカーショットについてレッスンしましょう。まず皆さんに考えてほしいのは、バンカーショットと普通のショットとの違いです。
大きく違うのは、普通のショットは芯に当てることが大事になってきます。しかし、バンカーショットの場合は、芯に当てるとミスショットになります。だから、普通のショットの常識がバンカーショットには通用しません。
例えば、普通のショットは芯に当てたいので、グリップを短く持ちます。しかし、バンカーは、芯に当てたくないから長く持たなければいけません。また、ショットを打つとき、ワキを締めて構えろといわれますが、バンカーショットの場合は空けて構えます。
さらに普通のショットでは、体をしっかり回しなさいといわれますが、バンカーショットの場合は回す必要はありません。つまり、「手打ちをしろ」ということ。ゴルフを始めたばかりの人がバンカーを苦にしないのも、“手打ちのスライサー”ほどバンカーショットが上手く打てるからです。
それともうひとつ、バンカーショットでミスをしないためには、右へのスエーを抑えることが大事です。というのも、右に体が流れるとヘッドが戻らず、ダフりやすくなるからです。
これを防ぐためには、しっかりと両足を埋め、両ヒザを落とし、足のツマ先を少しターゲット方向に向けておくといいでしょう。そうすることで余計な体の回転が抑えられ、右へのスエーを防ぐことができます。
次に、安定した方向性と距離感を身につけるために方法をお教えしましょう。
バンカーショットの場合、ターゲット方向よりも少し左向きに構え、フェースは少し開いてターゲットの少し右を向くようにして、クラブはスタンス方向、つまりピンの少し左に向かって振ります。そうすれば、目標方向にボールは飛んでくれます。
最後にもうワンポイント。バンカーショットでは、ボールは見ずに打つことが大事です。その理由は、芯に当てたくないからです。ボールとフェースとの間を少し空けて、その間の砂を見て、その砂を取るつもりで打ちましょう。
また、ボールの位置はセンターでOK。左に置きたがる人がけっこういますが、左に置くと上から打てなくなってしまうのと、バンスが当たってトップしてしまう危険性が出てくるからです。センターにおいて、フェースを開いてアウトサイドインに打つようにしてください。
最後にドリルです。バンカーショットは腕との時間差を作り、腕よりもヘッドが走らせると上手くいきます。
そのために、練習ではフェースは少し開き、両手の小指をグリップから離して構えましょう。そうすることで手元よりもヘッドが走り、そのスピードを体感することができます。
練習のときは、クラブを投げるくらいの気持ち(実際にすっぽ抜けないように注意してください)でやるといいでしょう。ヘッドが自由に動く感覚を覚えると、バンカーショットは確実に上手くなります。
★CS放送ゴルフネットワーク「プレメンレッスン!Season4横田英治メソッド #3」より(放送・見逃し配信中)
大きく違うのは、普通のショットは芯に当てることが大事になってきます。しかし、バンカーショットの場合は、芯に当てるとミスショットになります。だから、普通のショットの常識がバンカーショットには通用しません。
例えば、普通のショットは芯に当てたいので、グリップを短く持ちます。しかし、バンカーは、芯に当てたくないから長く持たなければいけません。また、ショットを打つとき、ワキを締めて構えろといわれますが、バンカーショットの場合は空けて構えます。
さらに普通のショットでは、体をしっかり回しなさいといわれますが、バンカーショットの場合は回す必要はありません。つまり、「手打ちをしろ」ということ。ゴルフを始めたばかりの人がバンカーを苦にしないのも、“手打ちのスライサー”ほどバンカーショットが上手く打てるからです。
それともうひとつ、バンカーショットでミスをしないためには、右へのスエーを抑えることが大事です。というのも、右に体が流れるとヘッドが戻らず、ダフりやすくなるからです。
これを防ぐためには、しっかりと両足を埋め、両ヒザを落とし、足のツマ先を少しターゲット方向に向けておくといいでしょう。そうすることで余計な体の回転が抑えられ、右へのスエーを防ぐことができます。
次に、安定した方向性と距離感を身につけるために方法をお教えしましょう。
バンカーショットの場合、ターゲット方向よりも少し左向きに構え、フェースは少し開いてターゲットの少し右を向くようにして、クラブはスタンス方向、つまりピンの少し左に向かって振ります。そうすれば、目標方向にボールは飛んでくれます。
最後にもうワンポイント。バンカーショットでは、ボールは見ずに打つことが大事です。その理由は、芯に当てたくないからです。ボールとフェースとの間を少し空けて、その間の砂を見て、その砂を取るつもりで打ちましょう。
また、ボールの位置はセンターでOK。左に置きたがる人がけっこういますが、左に置くと上から打てなくなってしまうのと、バンスが当たってトップしてしまう危険性が出てくるからです。センターにおいて、フェースを開いてアウトサイドインに打つようにしてください。
最後にドリルです。バンカーショットは腕との時間差を作り、腕よりもヘッドが走らせると上手くいきます。
そのために、練習ではフェースは少し開き、両手の小指をグリップから離して構えましょう。そうすることで手元よりもヘッドが走り、そのスピードを体感することができます。
練習のときは、クラブを投げるくらいの気持ち(実際にすっぽ抜けないように注意してください)でやるといいでしょう。ヘッドが自由に動く感覚を覚えると、バンカーショットは確実に上手くなります。
★CS放送ゴルフネットワーク「プレメンレッスン!Season4横田英治メソッド #3」より(放送・見逃し配信中)
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