スーザン・ピーターセン（ノルウェー）が今季初優勝に向けて首位（タイ）の座をキープした。

　米女子ツアーの新規トーナメント、カパルアLPGAクラシック（ハワイ州マウイ島、ベイコース at カパルア・リゾート）は現地時間17日、第2ラウンドの競技を行った。前日トップのピーターセンがイーブンパー72でホールアウトし、スコアを1つ伸ばしたブリタニー・ラング（米）と共に通算4アンダーでトップを並走。ローラ・ディアズ（米）、オー・ジヨン（韓）ら6人が1打差の3位タイで追っている。

　日本勢は上田桃子が第1ラウンドにダブルボギーを叩いた18番をボギーとし、1バーディ、2ボギーの1オーバー73。通算2オーバー32位タイにつけた。「今日は風の読みがキャディと合わず、ミスジャッジも多かった。それだけ難しかったということ。上がり3ホールはいいゴルフができたけれど、パットが入りませんでした。今週は勝つために来ているので、明日は上と5打差以内にしたいです」と残り2日のプレーに意欲を燃やしていた。

　一方、宮里藍はノーバーディ、2ボギーで回り、2日連続2オーバー74で通算4オーバー62位タイ。カットラインギリギリでの予選通過に「風を考え過ぎて（ショットが）ショートしたり、パットも強めだったり弱めに入ったり、もう少しコミットして打つことが大事だったんですが…。こうなったら明日以降、風の中でリベンジしたいです」と必死の巻き返しを誓っている。

　その他、ロレックスランク（女子世界ランク）No.1のロレーナ・オチョア（メキシコ）は3アンダー69でラウンドし、クリスティー・カー（米）らと同じ通算1アンダー11位タイで続いている。マクドナルドLPGA選手権を制したヤニ・ツェン（台）は上田、カリー・ウェブ（豪）他と並び32位タイ。アニカ・ソレンスタム（スウェーデン）は通算3オーバー49位タイで予選ラウンドを終了した。