来季の米女子ツアーの出場権をかけて戦うクオリファイング・スクール（Qスクール）第1ステージ（一次予選）で、佐伯三貴と大山志保が快調なゴルフを続けている。

　現地時間18日、ナビスコ・クラフト選手権の開催コースとして知られるカリフォルニア州ミッションヒルズで行われた一次予選の第3ラウンド。初日、2日目と60台をマークし3位タイにつけていた佐伯が2アンダー70で回り、通算9アンダーで単独3位の座をキープ。同じく2アンダー70で回った大山志保も通算6アンダーで単独5位の好位置につけており、ともに12月初旬にフロリダで行われる最終予選に向け一歩前進した。

　また現在アメリカへ単身ゴルフ留学中の宮里美香が、この日3アンダー69の好スコアをマークし、通算1アンダー13位タイへ浮上。今大会で上位30人に入れば最終予選進出が決まるが、残り1日踏ん張れば十分その可能性が出てくる。

　今大会には元祖・天才少女ミッシェル・ウィー（米）も出場し話題になっているが、そのウィーは前日の第2ラウンドで7アンダー65と爆発し2位に浮上したものの、この日はエンジンがかからず2オーバー74。通算7アンダーで佐伯に続く単独4位に後退している。