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進化した今どきドライバーでドローを打つ極意とは!ドローボール用グリップ

2021年12月1日(水)午後0:26

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 「ボールがつかまれば飛距離はさらに伸びる」ということはわかっていても、思い通りにはならず、フェード気味になって思ったような飛距離が出ないという人も多いようです。

 どうすればつかまるのか。チェックポイントは2つあります。

 1つは、トップのときの左手の甲の折れ方です。ボールがつかまらないという人のトップを見ると、ほとんどの人が左手の甲が甲側に折れています。トップでこの形になるとフェースが開いてしまい、インパクトでも球がつかまりにくくなります。また、フェースが開いて下りてくるとフェースの下目に当たりやすくなり、スピン量が増えて弾道も少し弱くなります。

 そうならないためには、トップで左手の甲を真っ直ぐ伸ばすか、もしくは手のひら側に折れるような形にしなければならないわけですが、なかなか意識してできるものではありません。

 これに関しては、無理に修正するのではなく、自分の折れ方を見て、オープンになりやすいのかどうかを確認しておいてください。

 つかまる球を打つために重要になってくるのが、もう1つのチェックポイントであるグリップです。

 「左手を深く握ると球がつかまりやすくなる」というアドバイスを受けたことがある人は多いと思いますが、これはかなり重要なポイントです。グリップは両手で握りますが、フェースの向きを司っているのは左手で、左手ストロングに握るかウィークに握るかによって球のつかまり方が変わるからです。

 もし球がつかまらないというのであれば、思い切って左手を親指側に回して握ってみましょう。

 大事なのは、これ以上深く握れないというくらい、極端にストロングで握ることです。グリップの修正に関しては、少しずつ深くしていくよりも、「これはあまりにもつかまりすぎる」というところから少しずつ戻したほうが、上手くいくものです。

 また、アマチュアゴルファーの中には、極端なストロンググリップに違和感を覚える人も多いようですが、深すぎても何ら問題はありません。それが証拠に男女を問わず、ツアープロの中にはかなり深めに握っている選手が多数います。

 その理由は、今どきの大型ヘッドでシャフトが長いドライバーは、もともとフェースが開きやすく、かなりのストロングで握らないとインパクトでスクエアに戻ってこないから。そういう点からいうと、深く握るのがノーマルといえるかもしれません。

 まずは極端なストロングで握ってボールを打ち、弾道を見ながら少しずつ調整してみてください。また、つい気を緩めるとすぐに元のグリップに戻ってしまうので、頻繁にチェックするようにしたほうがいいでしょう。

 グリップさえしっかり握っておけば、シンプルなスイング動作で力強いドローボールが打てるようになるはずです。

★CS放送ゴルフネットワーク「あすゴル!ゴルフ部(出演:内藤雄士PGAティーチングプロ、黒田アーサーさん、高橋としみさん、萩原菜乃花さん、芹澤名人/毎週日曜よる10時初回放送)」#192より
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