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国内男子

堀川未来夢、パットの悩みは「絶対に治そう」 2年半ぶりのツアー通算2勝目

2021年11月29日(月)午後1:40

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 堀川未来夢が国内男子ツアーのカシオワールドオープン(高知県/Kochi黒潮カントリークラブ)で完全優勝を果たし、2年ぶりのツアー通算2勝目を飾った。

―今の率直な気持ち

「長かった」というのが率直な気持ちです。初優勝してからパッティングが壊滅的になり全く戦える気がしなかったですが、この2年半は色々と試行錯誤をして2勝目を挙げられました。

―パッティングのイップスについて

 付き合って行くよりも「絶対に治そう」と思っています。(以前は)悩まず、そんなに練習もしなかったのですが、悩み出してからは練習しています。イップスになって良かったと思う事もあります。パッティングを直すために色々と探求しているので、直ったら本来の自分の実力も上がってくると思います。

―最終日の終盤にパットがおかしくなったか

 15番の上り6メートルのバーディーパットで、打った瞬間に確実に「出たな」という感じでした。ただ、これ以上の緊張は中々ないと思うので、この状況で何とかできたのは収穫です。

―どの様な気持ちでスタートしたか

 2位との差はありましたが、バンと伸ばす選手がいるので、パープレーでは勝てないとは思っていて、3アンダーを出して負けたら仕方がないという気持ちでした。

―焦りはあったか

 焦りよりも自分が良いプレーをして伸ばさないと勝てない感じでした。パッティングが上手い金谷(拓実)選手と、ショットのアドバンテージがある今平(周吾)選手と、優勝争いを一番したくない2人でした。その中で自分のプレーに集中していました。

―初優勝した2年前との意識の違い

 当時はショットの調子も良かったですし、パッティングに悩みもなく、何ならパッティングの2~3メートルは射程圏内で、ほとんど入るイメージでした。今回はパッティングの不安要素がすごくあったので不安でした。

―最後の30センチのパットを決めて

 極度の緊張のときに(イップスが)出るので、最後は外れても3パットでウィンなので大丈夫でした。ただ、バックナインの50センチのパッティングは全て嫌な感じはありました。

―今後の目標

 ツアー選手権で優勝したときは自分が若手でしたが、この2年半で金谷選手、石坂(友宏)選手、片岡(尚之)選手、久常(涼)選手など一世代若返り活躍してしていますが、負けたくないという気持ちはあります。パッティングに対する熱量は上がっているので、この熱量をずっとキープして活躍して行きたいです。

(写真:JGTO Images)
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