宮里藍が自力で世界一の座を奪い返した。ロレックスランキング（女子世界ランキング）No.1争いが激しく繰り広げられている米女子ツアー。先週開催のセーフウェイ・クラシックでライバルたちをねじ伏せ、今季5勝目を挙げた宮里は米国時間23日発表の最新ランキングで2位から1位へと浮上。今季LPGA選手権覇者、クリスティー・カー（米）をトップから引きずり下ろし、再び世界No.1の座についた。

　同大会では第1ラウンドから首位に立つ完全優勝だったが、最終日にはカー本人をはじめとする面々の猛追を受けながら逃げ切りでの勝利となったことで、今後の女王争いにも大きな自信となった。

　同ランキングでカーは2位となり、スーザン・ピーターセン（ノルウェー）が、4位から3位にランクアップ。入れ違いに申智愛（韓）が3位から4位に順位を落としている。

　他の日本勢上位は横峯さくらが現状維持の16位、有村智恵が1ランクアップの18位。また、国内ツアーのCAT Ladiesで2年ぶりの優勝を飾った福嶋晃子は、22人を抜いて45位となっている。