宮里藍がロレックスランキング（女子世界ランキング）3位から4位へとランクダウンした。

　群雄割拠の戦国時代に突入した女子ゴルフの世界を象徴するように、週替わりでトップが入れ替わる激戦となっている同ランキングで、しばらくの間首位を保っていた宮里が1週間前に3位に転落。さらに先週もプレーしなかったことで、米国時間1日発表の最新ランキングでは4位となった。

　先週1位だったクリスティー・カー（米）は2位となり、入れ替わりで申智愛（韓）がトップに立っている。また宮里を抜いて3位となったのはスーザン・ピーターセン（ノルウェー）。そして5位ナ・エン・チョイ（韓）、6位ヤニ・ツェン（台）までの6人が平均ポイント10点以内の僅差におり、ランキングの行方はシーズン終了までまだまだ予断を許さない。

　なお国内女子ツアー勢は、賞金ランキング首位のアン・ソンジュ（韓）が11位、横峯さくらが14位でこれまでと変わらず、有村智恵が2ランクアップして19位。そして国内女子ツアー、樋口久子IDC大塚家具レディス最終日に62を叩き出して初優勝を果たした森田理香子が、26ランクアップして92位となっている。